あの大きな揺れから2年。去年行った名取市にまた行こうと思う。もちろん今は無理だからもうちょっとだけ先に。今日は昼飯を食いに入った店で一人席で黙祷した。そんなことしても死者は蘇らないしオナニーみたいなものだという自覚はあるけれど、自分の中でこのできごとを消化したり忘れないようにしたりする時間と考えてみた。とりあえずそう思ったので書いておく。
カテゴリ: Think
『自由な働き方をつくる』読了
常見陽平氏の最新刊である『自由な働き方をつくる』を読み終えた。最近のイケダハヤト的なよくわからんノマド礼賛を批判しつつ、フリーで食ってく事について書いてある本。地味な事を書いているので、人によっちゃ「つまんね」となりそうではあるけれども、変にふわふわした理想郷を語られるよりはイイんじゃ無いだろうか。
最近は自分の今後の事もあってこういった本を読んでみたリ、保険や年金などの事を考えたりしているんだけど、生きていくってのは楽じゃないよね。あれがイヤだからこっち、って来てみたらまたこれかよ...みたいな事は普通にあるだろうし、むしろ新たな訳の分からん壁が出てきたり。ぼんやりと色々考えるとやっぱり自分のいい加減さが否応にも目の前に迫ってきて「うわ、俺死んだ方が良いんじゃね?」とか思う訳です。でも実際自殺できる程の勇気はないので、今は開き直って「興味のある事だけをできるような人生にいかに近づけるか」を考えているわけですわ。文字にするとやっぱり馬鹿な事考えてるな、とか、幼稚すぐる、とか思ってしまう訳だけど、それでも今の自分に「軸」らしきものがあるとしたらそこだけなので、それを押し立てていきたいと思ってるのです。
自由な働き方をつくる 「食えるノマド」の仕事術
最近は自分の今後の事もあってこういった本を読んでみたリ、保険や年金などの事を考えたりしているんだけど、生きていくってのは楽じゃないよね。あれがイヤだからこっち、って来てみたらまたこれかよ...みたいな事は普通にあるだろうし、むしろ新たな訳の分からん壁が出てきたり。ぼんやりと色々考えるとやっぱり自分のいい加減さが否応にも目の前に迫ってきて「うわ、俺死んだ方が良いんじゃね?」とか思う訳です。でも実際自殺できる程の勇気はないので、今は開き直って「興味のある事だけをできるような人生にいかに近づけるか」を考えているわけですわ。文字にするとやっぱり馬鹿な事考えてるな、とか、幼稚すぐる、とか思ってしまう訳だけど、それでも今の自分に「軸」らしきものがあるとしたらそこだけなので、それを押し立てていきたいと思ってるのです。
自由な働き方をつくる 「食えるノマド」の仕事術
Doom And Gloom
ブログのタイトルを Start me up から Doom And Gloomに変更してみた。両方ともThe Rolling Stonesの曲のタイトル。Doom And Gloomは最新曲で、齢70を数えるチャーリー・ワッツのドラムがいい感じな曲だ。イントロのギターから安定のストーンズ、って感じ。前作、といっていいのかわからんが Don't Stop がちょっと軽すぎね?とか思ってたので、今回のテイストは大変よろしいです、はい。
ところでこの曲のタイトル「Doom And Gloom」の意味はgoo辞書で引くと「 ((略式))希望のない状態, 暗い見通し.」とある。ま、今の時代にぴったりだな。それにしても70でこの曲が作れる創作意欲はすごい。歌詞の内容も含めてね。
そして同時に今の自分の心境に大変合致しているのでブログのタイトルも変えてみたよ、というお話。
GRRR! ~グレイテスト・ヒッツ 1962-2012 <スーパー・デラックス・エディション>
ところでこの曲のタイトル「Doom And Gloom」の意味はgoo辞書で引くと「 ((略式))希望のない状態, 暗い見通し.」とある。ま、今の時代にぴったりだな。それにしても70でこの曲が作れる創作意欲はすごい。歌詞の内容も含めてね。
そして同時に今の自分の心境に大変合致しているのでブログのタイトルも変えてみたよ、というお話。
GRRR! ~グレイテスト・ヒッツ 1962-2012 <スーパー・デラックス・エディション>
『僕たちはガンダムのジムである』読了
今俺にタイムリーかは分からんが、Lifeでおなじみの常見陽平氏の本なので読んだぞと。これ、面白い。常見氏はいつもLifeで場外乱闘的に語る感じが笑える人だなと思っていたんだけど、普通に話せばそれはそれでいい感じなんだよね。で、今回は今まで読んだ事が無かったキャリア本を読んでみた。
読みやすい本なのでさらりと一日で読めるので、特に大きい会社にいる人とかは読んでみたらイイんじゃ無いかな。あと若い人とか?ま、本屋で手に取って見たら良いんじゃ無いだろうか。あ、でもガンダムが分かると良いね。1stの方。
僕たちはガンダムのジムである
で、この本を読み終えたとツイートしたら↓
こんなお返事をもらった↓
なんか楽しみだね。とりあえずはその間
自由な働き方をつくる 「食えるノマド」の仕事術
これを読んで過ごそうと思う。それにしてもLifeで聴いた事ある人が本を出したりテレビに出たりしていくのはリスナーとしては面白いね。これからもがんばっていただきたいなあ。
読みやすい本なのでさらりと一日で読めるので、特に大きい会社にいる人とかは読んでみたらイイんじゃ無いかな。あと若い人とか?ま、本屋で手に取って見たら良いんじゃ無いだろうか。あ、でもガンダムが分かると良いね。1stの方。
僕たちはガンダムのジムである
で、この本を読み終えたとツイートしたら↓
Goro Qzen@goroq常見陽平氏(@yoheitsunemi )の『僕たちはガンダムのジムである』読了。#Life954 で場外乱闘的絡み芸を披露している常見氏だけど、本のテンションはちょうどいいくらいだった。今の自分の状況と照らし合わせ、確認しつつ読んだ。読みやすいしオススメ。
2013/02/11 18:13:39
こんなお返事をもらった↓
常見陽平(つねみようへい)@yoheitsunemi@goroq ありがとうございます。Lifeではちゃんと識者枠で落ち着いて話したいのですけどね。僕ジムはおかげさまで売れ続けているようです。来週の水曜日くらいに、あっと驚くことがありますよ。某大新聞をチェックしてくださいね。その頃、お伝えします。ふふふ。書店さんもぜひ追加注文を
2013/02/11 18:15:06
なんか楽しみだね。とりあえずはその間
自由な働き方をつくる 「食えるノマド」の仕事術
これを読んで過ごそうと思う。それにしてもLifeで聴いた事ある人が本を出したりテレビに出たりしていくのはリスナーとしては面白いね。これからもがんばっていただきたいなあ。
『文化系トークラジオLifeのやり方』読了
俺が3年程前から聞いているTBSラジオの番組『文化系トークラジオLife』の書籍化第二弾を読み終えた。第一弾は結構前に出ている『文化系トークラジオLife』という2007年に出た本。ちなみにamazonではもう出品者からしか買えない。
で、このラジオ番組は月に一回日曜日の25:30という普通誰も起きていない時間帯に放送している番組で、社会学者の鈴木謙介氏(チャーリー)をメインパーソナリティにその時々の社会問題などをテーマに語る番組。Podcastでも最近の放送分は聞けるので興味があったら是非聞いて欲しい。で、その本を読み終えた訳だが、プロデューサーの長谷川氏(黒幕)の話(第一章)が一番面白かったわ。放送の文字起こしもすごく良かったし、最後、チャーリーの話のも良かったんだけど、順番としては第一章が一番おもしろかったな。番組開始時のチャーリーとのやり取りとか、継続のための苦労話があったりするわけだけど、この変わった番組を続けていく情熱はすごいなと。
なんかこの本の発売記念イベントに行ったらどうも番組の今後は"Doom And Gloom"らしいけど、どんな形でも続けて欲しいなと思う。それはいちリスナーとしてもそうだし、この番組を通じてテレビに出るような人も増えてきた今、この番組が続いているという事がすごく重要だと思うから。
この番組ってゲストにいろんな人が来るのが面白いんだよね。哲学、批評、ビジネスマン、教育等々。で、ああそういう事を考える人がいるのか、といった「入り口」「きっかけ」になってるのだ。毎回公式サイトにはゲストの人の近著が紹介されてたりするし、そういうところから自分の知的な好奇心を満たすとっかかりが見つかったりね。
ま、リーマンなんで、リアルタイムじゃ聴けないけど応援してますよ、と。
文化系トークラジオLife公式サイト
文化系トークラジオ Life のやり方
で、このラジオ番組は月に一回日曜日の25:30という普通誰も起きていない時間帯に放送している番組で、社会学者の鈴木謙介氏(チャーリー)をメインパーソナリティにその時々の社会問題などをテーマに語る番組。Podcastでも最近の放送分は聞けるので興味があったら是非聞いて欲しい。で、その本を読み終えた訳だが、プロデューサーの長谷川氏(黒幕)の話(第一章)が一番面白かったわ。放送の文字起こしもすごく良かったし、最後、チャーリーの話のも良かったんだけど、順番としては第一章が一番おもしろかったな。番組開始時のチャーリーとのやり取りとか、継続のための苦労話があったりするわけだけど、この変わった番組を続けていく情熱はすごいなと。
なんかこの本の発売記念イベントに行ったらどうも番組の今後は"Doom And Gloom"らしいけど、どんな形でも続けて欲しいなと思う。それはいちリスナーとしてもそうだし、この番組を通じてテレビに出るような人も増えてきた今、この番組が続いているという事がすごく重要だと思うから。
この番組ってゲストにいろんな人が来るのが面白いんだよね。哲学、批評、ビジネスマン、教育等々。で、ああそういう事を考える人がいるのか、といった「入り口」「きっかけ」になってるのだ。毎回公式サイトにはゲストの人の近著が紹介されてたりするし、そういうところから自分の知的な好奇心を満たすとっかかりが見つかったりね。
ま、リーマンなんで、リアルタイムじゃ聴けないけど応援してますよ、と。
文化系トークラジオLife公式サイト
文化系トークラジオ Life のやり方
むずい。
人の状況って、自分もそうだけど「本人はAだと思っても周りから見たらどう見てもBだ」ってことがある。これを「AじゃなくてBでしょ」と伝えるってのは難しい。本当にBなのかどうかという問題もあるし、「どう見ても」の客観性がどのくらい保証されているのかとか。なんだかなぁ。
「文化系トークラジオLife」のイベントに行ってきた。
昨夜はTBSラジオでやってる『文化系トークラジオLife』の本『文化系トークラジオLifeのやり方』出版記念イベントに行ってきた。新宿紀伊国屋の4階のホールがほぼ満員で盛況だったのだ。話はサブパーソナリティの皆さんがどういうきっかけでLifeに出るようになったかなんて話だったんだけど
・柳瀬博一氏と海猫沢メロン氏が美声
・津田氏と長谷川Pの声もなかなか良い
・津田氏のプロフィール写真が若い。ていうか痩せてる。
・新旧サブパーソナリティがメインの3人の左右に並んでいたけど、新しい人にもっとしゃべってほしかったかな。
・古市氏の格好がおもろい
・生で見た常見氏は結構いい人っぽかった
・なぜか東氏の名前が何度もあげられていたw でも別に全然ディスられてる風ではなかった。
・今後の展開が心配だけど楽しみ
・なんかゲンロンカフェとうまく折り合いつけたら楽しそうなんだけど、どうなのかなぁ
そういう感想。Lifeのイベントへの参加は2011年の1月にあった『承認社会の承認されない私』以来なんだけれども、今回はLife本の話だったので特定のテーマは無く、改めてLifeって、的な無いようではあったんだけど大変面白かった。
あとはLife本買っただけで読んでないので早速読もう。で、その後は同じく積ん読の常見氏の『僕たちはガンダムのジムである』だな。そこまでよんだら「社会を変えるには」にいくか。
・柳瀬博一氏と海猫沢メロン氏が美声
・津田氏と長谷川Pの声もなかなか良い
・津田氏のプロフィール写真が若い。ていうか痩せてる。
・新旧サブパーソナリティがメインの3人の左右に並んでいたけど、新しい人にもっとしゃべってほしかったかな。
・古市氏の格好がおもろい
・生で見た常見氏は結構いい人っぽかった
・なぜか東氏の名前が何度もあげられていたw でも別に全然ディスられてる風ではなかった。
・今後の展開が心配だけど楽しみ
・なんかゲンロンカフェとうまく折り合いつけたら楽しそうなんだけど、どうなのかなぁ
そういう感想。Lifeのイベントへの参加は2011年の1月にあった『承認社会の承認されない私』以来なんだけれども、今回はLife本の話だったので特定のテーマは無く、改めてLifeって、的な無いようではあったんだけど大変面白かった。
あとはLife本買っただけで読んでないので早速読もう。で、その後は同じく積ん読の常見氏の『僕たちはガンダムのジムである』だな。そこまでよんだら「社会を変えるには」にいくか。
学生に仕事について話すなど。
昨日は朝から駒崎さんが講義を受け持っている東京医療保健大学の世田谷キャンパスに行ってきた。目的は駒崎さんの講義で仕事についてしゃべる事。一応事前に「こんな感じのお話で」ということをやり取りしていたので、Preziに有料アカウントを作って資料を書いて出発。
場所東急世田谷線の上町駅から5分くらい。小さなキャンパス2つに分かれて建っていた。で、まあ、仕事の話、楽しい事、キツい事、考えている事を50分くらいしゃべってきた訳だが、全く反応がなくてどうしていいかわからんかった。マジで学校の先生すげーわ。俺はめげたね。まあ実際のところあんまし面白い話ができなかったのが敗因なんだけども、学生の「聴きたい事」にあわせるのは難しいな。普段は仕事の相手に向けてのトークばっかりだから、共通の基盤の上で話しているんだよね。だから学生の前に急に経つとどうしていいかわからない、という。学生もきっと聴いてて困ったんじゃないかな。もうしわけない。
でもまあそういう事を考えられただけでも私的には収穫。そしてもし一つでの学生の頭の中に何かが残ったのなら、それがたとえ「IT業界ブラック過ぎワロタ。中小ITにいるとかマジ社畜www」みたいな感想でもうれしい。
こういう機会を作って下さった駒崎さんには大変感謝しております。ありがとうございました。
場所東急世田谷線の上町駅から5分くらい。小さなキャンパス2つに分かれて建っていた。で、まあ、仕事の話、楽しい事、キツい事、考えている事を50分くらいしゃべってきた訳だが、全く反応がなくてどうしていいかわからんかった。マジで学校の先生すげーわ。俺はめげたね。まあ実際のところあんまし面白い話ができなかったのが敗因なんだけども、学生の「聴きたい事」にあわせるのは難しいな。普段は仕事の相手に向けてのトークばっかりだから、共通の基盤の上で話しているんだよね。だから学生の前に急に経つとどうしていいかわからない、という。学生もきっと聴いてて困ったんじゃないかな。もうしわけない。
でもまあそういう事を考えられただけでも私的には収穫。そしてもし一つでの学生の頭の中に何かが残ったのなら、それがたとえ「IT業界ブラック過ぎワロタ。中小ITにいるとかマジ社畜www」みたいな感想でもうれしい。
こういう機会を作って下さった駒崎さんには大変感謝しております。ありがとうございました。
R.I.P.おれ。
もうゴールしてもいいよね・・・・。
のんびりしたい。
のんびりしたいのですわ。具体的には ↓ こんな感じで。
実際のところ
客先オフィスで作業してるのに机に突っ伏しそうになる訳ですよ。そろそろマジで倒れるんじゃね?とか思った月曜だった。
あかん。
だめ。もうなんか最近ぐっすり寝た日が無い。あげくに毎夜朝まで仕事してるしな。死ねる。くっそー。
とりあえず来月取る予定の遅い夏休みの内、ホテルを予約した日だけは全てをなげうって休む。これはお客様が激怒しても会社的に休む無言われても絶対休むのだ。ぐはー
とりあえず来月取る予定の遅い夏休みの内、ホテルを予約した日だけは全てをなげうって休む。これはお客様が激怒しても会社的に休む無言われても絶対休むのだ。ぐはー
もう
家に帰りたくなっている。まだアメリカに着いて24時間くらいしかたってないのに。あぁ・・・。
福岡雑感
まずは空港から超絶近いので、アクセスがらくちん。だって地下鉄でふた駅だよ?新宿=>新大久保=>高田馬場ってなもんですよ?便利過ぎ。あと町中の空港なので着陸前などに見える風景がいい。待ちに降りるって感じ。初日は先のエントリにも書いたけどルノーのウインドを借りてドライブしたんだけど、海の中道いいね。気もちよかった。天気もよくて幸せドライブ。んでFM-Kyushuのオフ会はオフ会に行くようになった頃のFM-Tokyoを思い出す感じでよろしい時間でした。ありがとうございました。
あとはオフ会のメンバーと食事。そんでその跡 @0_saka が通ってたって言うBAR モア へきゅうらぎさん、ほんださんと。ここのギネスは大変うまうまでした。狭い店だけど常連さんもいて、いいお店。
翌日は朝飯をホテル一階のタリーズで食べて、太宰府天満宮へ。観光客が多かったけどいいとこでした。ついでに近くにある国立博物館にも行って平山郁夫のシルクロードに関する絵を見てきた。いやあの人ってあんなでっかい絵を描くひとだったのですね。「すごい画家」ということくらいしか知らなかったので、生で絵を見られてよかった。
あ、あと博多って言えばラーメンな訳ですが、一風堂総本店と大砲ラーメンに行ってきましたよ。一風堂は明大前と早稲田の店に行ったことがあるんで、本店はどうかなと。限定メニューがあって、安心の美味しさ。大砲ラーメンはくるめに本店があるらしいんだが、ホテルのそばだったのではいってみた。これも大変美味。良いね、ラーメンがうまい店がいっぱいある街は。実際のところ私はあの細い麺がそんなに好きではないのだけれども、美味しくいただけますた。一風堂では替え玉までしちゃったし。ていうかあの街は女の子が一人でラーメンとか余裕なんだな、きっと。だって一風堂でかわいい女の子が一人で食ってて、しかも替え玉してたし。
というわけでまあそんな感じ。あ、キャナルシティのあたりから見る中州の光景はやばい。なんか人の欲が視覚化された感じがした。
あとはオフ会のメンバーと食事。そんでその跡 @0_saka が通ってたって言うBAR モア へきゅうらぎさん、ほんださんと。ここのギネスは大変うまうまでした。狭い店だけど常連さんもいて、いいお店。
翌日は朝飯をホテル一階のタリーズで食べて、太宰府天満宮へ。観光客が多かったけどいいとこでした。ついでに近くにある国立博物館にも行って平山郁夫のシルクロードに関する絵を見てきた。いやあの人ってあんなでっかい絵を描くひとだったのですね。「すごい画家」ということくらいしか知らなかったので、生で絵を見られてよかった。
あ、あと博多って言えばラーメンな訳ですが、一風堂総本店と大砲ラーメンに行ってきましたよ。一風堂は明大前と早稲田の店に行ったことがあるんで、本店はどうかなと。限定メニューがあって、安心の美味しさ。大砲ラーメンはくるめに本店があるらしいんだが、ホテルのそばだったのではいってみた。これも大変美味。良いね、ラーメンがうまい店がいっぱいある街は。実際のところ私はあの細い麺がそんなに好きではないのだけれども、美味しくいただけますた。一風堂では替え玉までしちゃったし。ていうかあの街は女の子が一人でラーメンとか余裕なんだな、きっと。だって一風堂でかわいい女の子が一人で食ってて、しかも替え玉してたし。
というわけでまあそんな感じ。あ、キャナルシティのあたりから見る中州の光景はやばい。なんか人の欲が視覚化された感じがした。
閖上を見てきた2
先日、仙台に行ってきた。私は小六から高校まで7年程仙台に住んでいたのだが、震災後に一度も行っていなくて、やっと。本当は去年の内に行きたかったが、行ってもただの野次馬だよなという気持ちと、いざ現地に行って思い出の場所がめちゃくちゃになっているのを見るのが怖くて行けなかった。しかしとはいえ自分の感情をそのままにしておくこともやっぱりできず、今回の仙台行きとなった。そういうわけでメインは名取市の閖上港の状況を自分の目で確かめることに決め出発。仙台からはレンタカーを使って閖上港のすぐ近くに移設された日和山富士主姫神社まで行ってみた。ちなみに仙台市中心部からは近い。電車では行けない場所だけどくるまなら数十分でおk。
あ、仙台に住んでいたからって名取は別に普段行くような場所じゃないよ。でも、現地は私が初めて泊まりがけのサイクリングに行った思い出深い場所だったのだ。中学校にはいる直前の春休みに、友人と二人で名取のサイクルスポーツセンターまで行った。そこでは仙台の街中に比べ小さな漁港と防風林があり、今でもその夜窓の外から聞こえる波の音がなんか怖いなーと思ったのを覚えている。
あの頃からもう25年。良い歳になって再度訪れた場所で見たのは、一面真っ平らな茶色い景色。家々の瓦礫は既に撤去され、一カ所に積み上げられ、処理の順番を待っているようだった。また墓石もかき集めて一カ所にまとめてあった。遺骨は流れてしまったのだろうか、それとも遺骨もまた集められているのだろうか…。そして港のそばには瓦礫処理施設が土曜日にも関わらず稼働しているようで、たまにダンプが出入りしていた。そんな光景のすぐそばにある目的地の神社は、その地域ではほんの数mだけ地面が盛り上がっていて高い場所なんだけど、階段を登ると、かなり見晴らしが良くなってしまっていて、近辺を見渡せてしまう。というか近辺というよりかなり遠く仙台市方面まで見えてしまう。建造物がかなりの範囲で無くなってしまっているためだ。そこでは周りをぐるっと見渡しても人が住んでいたことを示すのは道路と、家と家の間の塀の基礎部分くらい。また近くの一部の民家の前には花も供えてあった。
まあこの光景自体は実際のところ報道で知っていたし、予想通りに光景ではあったけど、その異常さには比喩ではなく言葉を喪ってしまうレベル。道路脇には未だに小さな漁船が放置されているし、道路も路肩の側溝部分が無くなっていて運転に気を使う感じだった。それと、もちろん全壊を免れた家屋もあり生活を続けておられるようだったりとか、家を建て直したとおぼしききれいな戸建もあった。が、基本的にもうなんにもない。
そういった<知っていたはずの光景>を、いざ実際目にすると、やはり喪ったもののあまりの大きさにちょっと思考が止まる。たった一部を見ただけでこれだから、震災後取材などで被災地を飛び回った人の精神力はすごいな。これが岩手から福島までの沿岸部で展開されてしまった光景かと思うとちょっと耐えられない。
というところで今回は名取からあとは塩竈=>松島といって仙台に戻ったんだけど、あの光景を見たからってその後の私の日々の生活に何の変化も無い。無いが、日曜日に帰宅してから、東日本大震災のもたらした喪失の巨大さについて思いを巡らせるのに、現場をちょこっとでも見ることは決定的に重要な経験だったと思い至っている。
以上、つらつら書いてみたがオチが付けられ無くて、これ以上確と感情的になりすぎると思うのでここまで。これが私の今の精一杯ということで勘弁して下さい・・・。
あ、仙台に住んでいたからって名取は別に普段行くような場所じゃないよ。でも、現地は私が初めて泊まりがけのサイクリングに行った思い出深い場所だったのだ。中学校にはいる直前の春休みに、友人と二人で名取のサイクルスポーツセンターまで行った。そこでは仙台の街中に比べ小さな漁港と防風林があり、今でもその夜窓の外から聞こえる波の音がなんか怖いなーと思ったのを覚えている。
あの頃からもう25年。良い歳になって再度訪れた場所で見たのは、一面真っ平らな茶色い景色。家々の瓦礫は既に撤去され、一カ所に積み上げられ、処理の順番を待っているようだった。また墓石もかき集めて一カ所にまとめてあった。遺骨は流れてしまったのだろうか、それとも遺骨もまた集められているのだろうか…。そして港のそばには瓦礫処理施設が土曜日にも関わらず稼働しているようで、たまにダンプが出入りしていた。そんな光景のすぐそばにある目的地の神社は、その地域ではほんの数mだけ地面が盛り上がっていて高い場所なんだけど、階段を登ると、かなり見晴らしが良くなってしまっていて、近辺を見渡せてしまう。というか近辺というよりかなり遠く仙台市方面まで見えてしまう。建造物がかなりの範囲で無くなってしまっているためだ。そこでは周りをぐるっと見渡しても人が住んでいたことを示すのは道路と、家と家の間の塀の基礎部分くらい。また近くの一部の民家の前には花も供えてあった。
まあこの光景自体は実際のところ報道で知っていたし、予想通りに光景ではあったけど、その異常さには比喩ではなく言葉を喪ってしまうレベル。道路脇には未だに小さな漁船が放置されているし、道路も路肩の側溝部分が無くなっていて運転に気を使う感じだった。それと、もちろん全壊を免れた家屋もあり生活を続けておられるようだったりとか、家を建て直したとおぼしききれいな戸建もあった。が、基本的にもうなんにもない。
そういった<知っていたはずの光景>を、いざ実際目にすると、やはり喪ったもののあまりの大きさにちょっと思考が止まる。たった一部を見ただけでこれだから、震災後取材などで被災地を飛び回った人の精神力はすごいな。これが岩手から福島までの沿岸部で展開されてしまった光景かと思うとちょっと耐えられない。
というところで今回は名取からあとは塩竈=>松島といって仙台に戻ったんだけど、あの光景を見たからってその後の私の日々の生活に何の変化も無い。無いが、日曜日に帰宅してから、東日本大震災のもたらした喪失の巨大さについて思いを巡らせるのに、現場をちょこっとでも見ることは決定的に重要な経験だったと思い至っている。
以上、つらつら書いてみたがオチが付けられ無くて、これ以上確と感情的になりすぎると思うのでここまで。これが私の今の精一杯ということで勘弁して下さい・・・。
閖上を見てきた
この週末は仙台近辺にいた。メインは土曜日の閖上の現状を見に行くこと。朝レンタカーを借りて(日産NOTEだった)、おりえさんと二人揺り上げ漁港跡へ。目的地は日和山富士主姫神社。ここは閖上こうすぐそばのちょっとだけ高い場所にあって、流されてしまった湊神社の宮司さんたちが仮設神社として設営したそうだ。ここから近辺を確認したかった。遥か昔初めて泊まりがけでサイクリングに行った思い出の場所である、名取市サイクルスポーツセンターまではどうも行けないようなのでせめて近くまでと言うことで決めた。
以下ひどい文章なので近々書き直そうと思う...続きを読む
以下ひどい文章なので近々書き直そうと思う...続きを読む
北へ。
明日の午後から日曜日にかけておりえさんと仙台に行く。震災から一年がすぎ、やっと行ける気持ちになった。元々仙台には小学6年生の頃から高校を出るまでという、かなりクリティカルな時期に住んでいたので、思い入れは今までで一番ある地域。しかも津波に教われた名取市閖上は、人生で初めて”泊りがけサイクリング”に出かけた本当に思い出深い場所なのだった。あの、夜の波の音にちょっとびびった部屋ももう今はただの廃墟と化している。私にはもう何もできないけれども、それでもどうしてもあの状況を実際に自分の目で確かめたくて、この週末は北へ向かおうと思う。
・・・あ、あと、国分町で飲んできます。
・・・あ、あと、国分町で飲んできます。
ウメサオタダオ展いってきた
土曜日、気になっていた「ウメサオタダオ展」に行ってきた。といっても一時間くらいしかその場にいられなかったのだけど、大変面白いイベントだった。展示自体はスペースも小さく、一時間あれば別に普通に見て回れるんだけど、改めて研究者梅棹忠夫の軌跡を観ることができてとても楽しかった。だって、実物の京大式カードとか観られちゃうのだからたまらん。
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『一般意志2.0』読了
昨年末くらいに買っていた「一般意志2.0」をようやっと読了。いや、面白い本だった。私はコンテクチュアズ友の会の会員だけど、東氏の著作は「思想地図β」でしか読んでいないくらいな人なので、今作がほぼ始めて。最近社会とか社会制度、ソーシャルデザイン?に興味のある私には面白い。しかもテクノロジーを政治に実践していく、ってな話だし。参加する勇気がないのだがwコンテクチュアズの方でやってる実装プロジェクトにも貢献したいなとか。中身的には、私もいわゆる『熟議』が意味を喪ってるんじゃね?という気がしているので結構ですよねー、って感じる。そして今の社会についての記述を読んで、『思想地図βvol2』の巻頭言「僕たちはバラバラになってしまった」について、少し理解を深められたんじゃないかなと思う。本書はきっと複雑化する社会。限られる選択肢、合致しない組み合わせ。それへの回答の一つで、ただし冒頭で「筆者はこれから夢を語ろうと思う」と宣言している通り、これはまだ夢の話かもしれない。
一方、後半には例えばニコ生のようなものを例に挙げながら「一般意志2.0」の社会への実装方法について語られているが、これは実際やるとなると大変遠大な気がしてきて、読んでいてくらくらする。でも読み終えたあとは正直「なんかしたい」と思ってしまうくらいの印象はあった。実際コンテクチュアズの方では一部実装例として「いるか(http://willca.contectures.jp/connect.php)」というサービスができてたりする。今すぐに全てに取りかかるのではなく、できる部分から変えていくのも(グラウンドデザインがちゃんとあるならば)悪くないのかもしれない。
あ、あと私は直接民主制が嫌い。正確に言うと、制度そのものではなく、今の政治がいやだから直接選ばせろという人が嫌い。反省が全く足りない人なんじゃないかと思っている。なので最近の「橋本大阪市長がトップなら云々」とか言う人は寝ぼけてるか馬鹿だと思ってるのだが、民意の反映の仕方として一般意志というものをベースに考えるのは、いままでの間接民主制と直接民主制の間(でも基本的には間接民主制)でおもしろいなと思った。
繰り返して書いておくが、橋本市長云々は彼の政策の善し悪しで言ってるんではなく、「橋本氏が国政に来てくれれば日本はよくなる!」とか言ってる人が、馬鹿なんじゃねーの?という意味だ。で、なんで馬鹿なんじゃね?と思うかっていうと、結局それって「面倒なことをなんかやってくれそうな人に丸投げして、自分は負担を拒否しておいしいとこだけくれ」という態度にしか見えないから。だから例えば今適当に「橋本氏ラブ☆」てなってるひとは、将来彼が首相なり何なりになって、高負担を強いる政策を打ち出してきたときにすぐに「裏切られた!」とかばか騒ぎする方に行くんじゃないかな、とか思っている。
そういうわけで、現状に文句しか出てこない人は憲法を、第12条の
第十二条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。
を熟読したら良いのではないかなあ。「国民の不断の努力」というのは味わい深い言葉だと思う。
一方、後半には例えばニコ生のようなものを例に挙げながら「一般意志2.0」の社会への実装方法について語られているが、これは実際やるとなると大変遠大な気がしてきて、読んでいてくらくらする。でも読み終えたあとは正直「なんかしたい」と思ってしまうくらいの印象はあった。実際コンテクチュアズの方では一部実装例として「いるか(http://willca.contectures.jp/connect.php)」というサービスができてたりする。今すぐに全てに取りかかるのではなく、できる部分から変えていくのも(グラウンドデザインがちゃんとあるならば)悪くないのかもしれない。
あ、あと私は直接民主制が嫌い。正確に言うと、制度そのものではなく、今の政治がいやだから直接選ばせろという人が嫌い。反省が全く足りない人なんじゃないかと思っている。なので最近の「橋本大阪市長がトップなら云々」とか言う人は寝ぼけてるか馬鹿だと思ってるのだが、民意の反映の仕方として一般意志というものをベースに考えるのは、いままでの間接民主制と直接民主制の間(でも基本的には間接民主制)でおもしろいなと思った。
繰り返して書いておくが、橋本市長云々は彼の政策の善し悪しで言ってるんではなく、「橋本氏が国政に来てくれれば日本はよくなる!」とか言ってる人が、馬鹿なんじゃねーの?という意味だ。で、なんで馬鹿なんじゃね?と思うかっていうと、結局それって「面倒なことをなんかやってくれそうな人に丸投げして、自分は負担を拒否しておいしいとこだけくれ」という態度にしか見えないから。だから例えば今適当に「橋本氏ラブ☆」てなってるひとは、将来彼が首相なり何なりになって、高負担を強いる政策を打ち出してきたときにすぐに「裏切られた!」とかばか騒ぎする方に行くんじゃないかな、とか思っている。
そういうわけで、現状に文句しか出てこない人は憲法を、第12条の
第十二条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。
を熟読したら良いのではないかなあ。「国民の不断の努力」というのは味わい深い言葉だと思う。
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。昨年は一つ壁を越えた感のある一年だった。別に技術的なブレイクスルーが会った訳でも、スキルを身につけた訳でもないけどね。今年は浦和レッズのようにスクラップ&ビルドを毎年繰り返す、という事にならないように去年に上乗せして働いて、遊んで、楽しんでいきたいなと。具体的にはまたそのうち書くけど、お勉強の加速とか、自転車遊びとかね。
ま、そういう訳でコレを読んでくれたあなた。今年もよろしくお願いします。
ま、そういう訳でコレを読んでくれたあなた。今年もよろしくお願いします。