Doom And Gloom

日々の思うところや備忘録代わりのメモをここに。書いている人の事はカテゴリProfileをどうぞ。

カテゴリ: Book

 2012年最初に読み終えた本は『上野先生、勝手にしなれちゃ困ります』だった。この本は『希望難民ご一行様』の著者の古市氏と、同じく社会学者の上野氏の対談本で介護を軸に社会について話している、と思った。介護についても私ももう考えておかなければならない歳なので、まずはこういう本から、と思って手に取ってみた訳だけど、予想以上に面白かった。

 で、やっぱ親子程歳が離れている二人なのでギャップがやっぱり浮かび上がる。そしてその間の歳の自分(とはいっても超ど真ん中では無くって若干古市氏側だけど)と比べても、古市氏の発言はすごい。正直なところ「子供」という印象だった。後半はそうでもないけど、最初から中盤までは明らかに賛同できない。これは彼一人の問題じゃなく、彼世代の家族像が反映されているのだと思う。上野氏も何度も文中で言及していたが、団塊世代の子育ての結果の一つなんだろう。悪い言い方と言うか、最初の印象だけ言うと「この人社会学者なのに、社会が存在しないような話し方してないか?」って感じなのだ。これは『希望難民〜』より強く出ていると思う。正直最初イラッときてしまった。

 ただし、イラッとくるということは相手が図星なことを言ってるという可能性があるので、そこをこらえて読んでみた訳だけど、結果大変面白い本だなあと。別に指南書でもなんでもないので「ああしろ、こうすべし」なんてこたぁ書いてない。でもこれが今年最初に読み終わった本で良かったな、という感想になるくらいには読んで良かっ他本。また一つ気になる分野ができたな。

上野先生、勝手に死なれちゃ困ります 僕らの介護不安に答えてください (光文社新書)

 先々週の土曜日に『ゼロ年代の想像力』を読み終えて、取り急ぎこんなツイートをしといた。

2011/11/05 14:58:52
『ゼロ年代の想像力』文庫版本編を読み終えた。すげー面白い。そしてここ数年、自分が何に違和感というか、悩み的なものを感じていたかがわかった。文庫で追加された部分を読むのが楽しみだ。文庫にしちゃ高いが、中身を考えりゃ超お得。


で、この「違和感」について。私がここ数年、例えば何かに悩んでいる人と会話をする時、「AとBどちらの選択肢を取るべきか」について両方に選択すべき確固たる根拠がない、一長一短な状況でどうしても選択できなくて悩んでいるという話を何回か聞いた。この時に私は「Aが◎◎でBが△△なら、とりあずの状況は■■なんだからもうAを選ぶしかないんじゃない?」という話の仕方をしていた。

この「限られた情報の中、時間内に選択肢を選び取る」という行動については、結構すぐに理解してもらえない事があったりするんだな。しかしこの考えは例えば『ゼロ年代の想像力』だけでなく、私の好きなマンガでいうと、『トライガン マキシマム』のニコラス・D・ウルフウッドの台詞でこういうのがある。
こないな時代やと人生は絶え間なく連続した問題集や
揃って複雑 選択肢は酷薄 加えて制限時間まである
一番最低なんは夢みたいな解法待って何ひとつ選ばない事や
オロオロしてる間に全部おじゃん 一人も救えへん

多分私の考えは基本コレ。あとは私は何かを選択した時に『自分で決めた』という事にしたい人なので、余計上記のような決断主義的な傾向がある。

 で、これはこれで最初は「まぁまぁだってもうアレとコレをやらんと行かんのだから今更他の選択肢なんか考えてる場合じゃないじゃん」と過ごしていたのだが、最近は「この先はないのかな?」と思っていて、そのヒントに本書がなったかなと。うまく人に言えないし、もちろん書くこともまだまだできないけど、もう2011年も終わろうとしているし、自分なりに考え実践したいぞ、と。


つーわけで(どんなわけだ......)今度は積ん読しちゃってた『リトル・ピープルの時代』を読まねーとな。

ゼロ年代の想像力 (ハヤカワ文庫 JA ウ 3-1)
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 先日、土曜日に購入して読んだ本。タイムラインで見かけたのだが、著者があのいしたにまさき氏ということと、写真がテーマということで購入。写真のプロの人との共著ということで写真を撮るという事についての内容も面白く、サクっと読めた。で、早速Flickrにアカウントなどを作りいくつかの友人知人の写っていない写真をアップロードしたり。googleのPicasaとの差異がわからんので良い/悪いはわからんけど、ま、これで少し今後の写真生活?的なものが広がりを持てたら面白いかなと。

 その他いしたに氏の東日本震災後の写真復元ボランティアの話も面白かった。ていうかちょっと涙ぐんじゃうね。震災から半年が過ぎ、もう「放射線浴びて死のうぜ」と開き直って思考停止している私だけど、そういうんじゃなくて、地震/津波の被害について読むとダメだな。泣ける。


楽しいみんなの写真 -とにかく撮る、flickrで見る。ソーシャルメディア時代の写真の撮り方・楽しみ方
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 本、といっても書店じゃかえないんだけど、東浩紀主催の「コンテクチュアズ友の会」会報が先日届いたので読んだ。なんか今までで一番ちゃんと読んだかも。面白いんだよね。女子会ネタもそうだし、ユビキタスエンターテインメント(UEI)社の話も良い。んでも一番は村上隆のロンドンでの展示を見に行った東氏の記事か。次はUEIの記事と「もふくちゃん×きゃんちの人生・相談」の記事かなぁ。意外に坂上氏の記事も面白かったんだけど、コレについては残念ながら先日連載終了が決定。経緯は東氏のgoogle+の投稿と坂上氏のツイートがtogetterにまとめられてるのでそちらをどうぞ。

コンテクチュアズ
Togetter - 「坂上秋成 「ツイッターでの東さんの呟きは結構支離滅裂で矛盾もしているように見えたけど、思想地図β2の巻頭言でかなりその本質は整理されていたように思う、震災後のいら立ちや切実さが真剣なものとして伝わってきた」」
東氏のgoogle+での投稿

google+でも書いたけど、今回の会報の坂上氏の文章が面白かっただけにちょっと残念だなぁ。

 元レッズで現ヴォルフスブルク所属の長谷部誠選手の本。べーはせ。なんか売れてるらしいっていうんでおりえさんが買ったのだが、この二日程で読んだ。予想外に面白かった。俺病んでんのか?

 それは置いといて、心を平穏にし、感謝を忘れず、自分を律していこうぜ、という内容。途中カーネギーや松下幸之助、本田宗一郎の本空の引用もあったり、良く読んでるねと思った。あとは、レッズ時代のこととか、胃液後のこととかサッカーネタがやっぱり多いので面白い。とりあえずは寝る前にぼんやりする時間を作ること位から始めますかね。

心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣
心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣

 先日まとめて買った本の中の一冊『スナイパー』を読み終えた。アメリカ陸軍、海兵隊の狙撃手へのインタビューをベースに現代の狙撃手について語った本。面白かった。いろいろかけばいいのだが一つ大変興味深かったのは、最初は「自分が狙った相手が死ぬ瞬間を見る狙撃手はPTSDになりやすいんじゃないか」という印象だったのだが、実際のところ彼らは「撃つその瞬間まで相手が本当にROEに照らして狙撃していい相手かどうかを判断して、OKな相手だと確認してからしか撃たないからPTSDにはならない」という考えらしいということ。むしろ空爆する空軍のパイロットの方が「爆弾落としたところに民間人がいたら・・・」とか考えてPTSDになりやすいらしい。本当かどうか、そういう考えが軍関係者では共有されているのか、などは一冊の本だけでは分からないけど大変興味深い考えだった。

 もしそれが事実とするとプレデターとかグローバルホークのようなUAVを使って攻撃するオペレータはかなり辛い仕事なのかもしれない。何せUAVのパイロットはアフガニスタンにいる必要も無く、アメリカ本土から操作も可能な訳で、戦闘服ではなく制服で基地に通勤して、作戦時間になったらオペレーションルームに入って無人機で目標を攻撃し、破壊(殺害)する。終わったらまた部屋から出て車に乗って家に帰る。こんな生活がもし既に実現していたら(してるらしいんだが)、ちょっと戦闘と日常の距離が近すぎて精神のコントロールが難しくなるかもなと思う。

このあたりはP・W・シンガーの『ロボット兵士の戦争』を読むべきなのかもしれないな。

スナイパー---現代戦争の鍵を握る者たち
スナイパー---現代戦争の鍵を握る者たち

 金曜日と土曜日に私にしては大量の書籍を購入。「ビール世界史紀行 ビール通のための15章」という文庫。何となく目についたのでゲット。「スナイパー---現代戦争の鍵を握る者たち 」これは米軍の狙撃手についての本。「ノルマンディー上陸作戦1944(上)(下)」これはベルリン陥落1945を書いた人の本。今更と思わんでも無いが先日パウル・カレルの「彼らは来た」を読んだので最新の資料であの作戦を読もうかと。最後は「日本海軍400時間の証言―軍令部・参謀たちが語った敗戦 ー」海軍反省会についてのNHKスペシャルを本にしたもの。「証言録 海軍反省会1・2」こっちが反省会の詳細な話。まだ2巻までだけど全巻揃えたいかも。

まあこういう訳でどさっと一気に購入。ビール本以外全部軍事関係だな。この他は終戦前後の昭和天皇についての本が読みたい。あればだけど、無かったら太平洋戦争について昭和天皇の言動の記録とか。

ビール世界史紀行 ビール通のための15章 (ちくま文庫)
ビール世界史紀行 ビール通のための15章 (ちくま文庫)

スナイパー---現代戦争の鍵を握る者たち
スナイパー---現代戦争の鍵を握る者たち

ノルマンディー上陸作戦1944(上)
ノルマンディー上陸作戦1944(上)
ノルマンディー上陸作戦1944(下)
ノルマンディー上陸作戦1944(下)

日本海軍400時間の証言―軍令部・参謀たちが語った敗戦
日本海軍400時間の証言―軍令部・参謀たちが語った敗戦

[証言録]海軍反省会
[証言録]海軍反省会
証言録 海軍反省会〈2〉
証言録 海軍反省会〈2〉

 先日初版本をゲットしたパウル=カレルの『彼らは来た』を読み終えた。著名な戦記家のパウル・カレルがノルマンディー上陸作戦とその後のファレーズ包囲戦〜パリ解放あたりまでを書いた本だけど、小林原文マンガが好きな私としては一度読んでおかねばと思っていたのだった。基本、私はWW兇寮鏥はドイツ陸軍についての本しか読まないので、彼の書き方が公正なのかといわれれば「この本に関してはそんなに偏ってないんじゃないですかね」としか言えないけど、臨場感のある書き方で面白かった。「ヴィットマン―LSSAHのティーガー戦車長たち」南下は逆にもっと記録メインな感じで書かれているけど、こっちの方が当時の兵士に取材した結果が書いてあったりと、特徴がある。

そうそう、何でこの本を読みたいと思ったかと言えば、戦争劇画の第一人者(多分)で、私の大好きな小林源文氏のマンガに出てくるヴィットマンの台詞の元ネタがここに収録されているからだったのだ。ヴァルタザール・ヴォルとヴィットマンの「やつら、もう勝ったつもりでいるようですね」「らしいな、では教育してやるか」ってやつね。


 なお、原著が出版されたのは1960年で、日本語版が1972年発売という本なので、原著を書いている当時はまだ結構参戦した兵士たちが生きていた時代、というのも関係しているんだろう。読んでよかった。


彼らは来た―ノルマンディー上陸作戦
彼らは来た―ノルマンディー上陸作戦
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ヴィットマン―LSSAHのティーガー戦車長たち〈上〉
ヴィットマン―LSSAHのティーガー戦車長たち〈上〉
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ヴィットマン―LSSAHのティーガー戦車長たち〈下〉
ヴィットマン―LSSAHのティーガー戦車長たち〈下〉
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 2011年の本屋大賞が決まったらしい。小説をほとんど読まないのでそんなに興味はないのだけれども、『図書館戦争』を書いた有川浩が2冊もランクインしていた。これは久々に読むべきか。大賞を取った「謎解きはディナーのあとで」もなんかいかにも漫画化しそうだけど軽く読めそうだ。
 ところで図書館戦争は2007年の5位だったのね。コミカライズ版まだやってるけど、結構前だったんだなぁ・・・


1位:『謎解きはディナーのあとで』東川篤哉
2位:『ふがいない僕は空を見た』窪美澄
3位:『ペンギン・ハイウェイ』森見登美彦
4位:『錨を上げよ』百田尚樹
5位:『シューマンの指』奥泉光
6位:『叫びと祈り』梓崎優
7位:『悪の教典』貴志祐介
8位:『神様のカルテ2』夏川草介
9位:『キケン』有川浩
10位:『ストーリー・セラー』 有川浩

本屋大賞オフィシャルページ

 妻とお酒を飲みながら「クローンを作ることになぜ生命倫理的な問題が立ち上がってくるのかわかんない件について」という話をしていた。妻も旨く説明できなくて、なんなんだろーねーと話しつつ帰宅したのだ。で、これをちょこっとつぶやいたら akiko_s85さんから下記の本が小説だがおすすめと言われた。読んでみるべきかもしれないという事でメモ。

わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)
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 面白い本だった。別に音楽業界にいる訳でもないけど、音楽産業がどうなってるのか知りたいというのもあったり、仕事で音楽関連の会社に行く事があったりで気になって読んでみた。で、これは全面的に今の音楽で、クラシック産業については全く、一行も、割かれていない。まぁ本書のテーマではない訳で全然かまわないんだけど、広瀬君なんかには読んだ感想とか聞きたいかも。というかクラシック音楽業界の定量的な最新データってどっかにあるんかね。
以下ちょこっと気に入ったフレーズ/行きたいところ/単語

 ・一人一レーベル
 ・釣り糸の長さで釣れる魚が違う
 ・高円寺「円盤」
 ・DOMMUNE

未来型サバイバル音楽論―USTREAM、twitterは何を変えたのか (中公新書ラクレ)
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 dankogaiのブログを読んでこれは手にしなければと思い読んだ。筆者の危機感が伝わる本だ。ただ、ツイッターにも書いたがちょっと冷静さにかける文章なので人によっては「うざい」と思うかも。でもそのくらい筆者の危機感は強いのだろう。

 パチンコ業界は韓国/朝鮮資本が強いのは周知の話だが、その韓国では実は全廃されているのは衝撃。じゃなんで日本は大和とかエヴァとか石原プロとか韓流スターとかの台の宣伝テレビでやってんの止めらんねーんだよ!と思わずにはいられない。本当にひどい。ただ、筆者のように「真心」とかそういうものに訴えかけても無駄だとは思う。そうじゃなくて、ルールの整備だろと。日本の法律はたいてい政令、省令で抜け道があったりするけど、そういうもの無しに明快な立法をしてくれないとダメだよなぁと思う。

 で、第一章は韓国の状況で第二章は依存症の話、第三章は日本の行政/立法/司法の話なんだけど、これを読みながら今、日本でちょっと郊外に行くと幹線道路沿いにはパチンコ屋が並んで巨大な駐車場を持ってたり、駅の前の一等地がパチンコ屋になってたりしてるなぁと思い返す。そしてこの辺りは政治に期待せざるを得ないんだけど、第三章にあるように与野党共に業界から献金を受けているのでおそらくすぐには何もできないだろうという気にさせられる。問題の根は深い。

 ちなみに私は一度もやった事無いので「ふーん、パチンコで破産とか勝手にしろよ」派なのだが、現状は想像以上にヤバい。マジで現状を知る意味でもこの本はおすすめ。でもネタがネタだけに全然読後感は良くないのでそこは理解して読む必要あり。あと繰り返すけどくどいというか「昔は良かった〜」「小泉改革が〜」みたいなうざいおっさんトークが出てくるが、これは著者の年齢が70歳なんでまぁしょうがないのかも。


なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか(祥伝社新書226)
なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか(祥伝社新書226)
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 いや、超おもしろい、この本。上下巻で本編だけで600ページを越える本だけど、ニューヨークタイムス記者のAndrew Ross Sorkinの素晴らしい取材、なのかな、その記録。マジで高杉良の経済小説読むならこれの方が単純に面白い。ギリギリの状態で誰が何をして何をしなかったかがわかる。
 自分的にはポールソンの立場に同情してしまった。結局彼はこの件で矢面に立たされっぱなしな訳だけど、同情せざるを得ない。そして読めば読む程リーマンをあそこで破綻させたのは”結果的には”裏目だったのかもなとも思うし。
 あとは分刻みといえるようなリーマン最後の日々の記述がすげー。関係者各位がそれぞれの役職で(別にそれが全体最適ではない)あらゆる可能性を探る。その中でリーマンの会長なんかはもう完全に蚊帳の外で相手にもされず、あちらに電話しては振られこちらと交渉しては行き詰まり、最終的には連邦破産法11章を申請して死んでいくのだけど、バークレイズとの合併を英政府が拒んだのはとどめだったな。

 あ、この本はリーマン以外のAIGとモルガン・スタンレー、ゴールドマンサックスについても書いてある。超びっくりするのがMUFGがモルガン・スタンレーに出資した90億ドルがなんと小切手一枚だった事!下巻にはその本物の写真が載っている。ゼロが9個もついた小切手とかなんなの?って感じ。何で小切手になっちゃったかは本に書いてある。それだけ切羽詰まってたって事なわけだが。

というわけで関わった方々は読みたくない記録だとは思うけど、大変面白い本だった。

リーマン・ショック・コンフィデンシャル(上) 追いつめられた金融エリートたち
リーマン・ショック・コンフィデンシャル(上) 追いつめられた金融エリートたち
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リーマン・ショック・コンフィデンシャル(下) 倒れゆくウォール街の巨人
リーマン・ショック・コンフィデンシャル(下) 倒れゆくウォール街の巨人
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 昨年後半に買っていた『機甲戦の歴史と理論』を読み終えた。薄い本だけど面白かったわ。古くはローマとカルタゴの戦いからイラク戦争まで、戦闘の考え方の変遷とそれに合わせた装甲車両の進化について語られている。普段WW2のドイツ軍関連本しか読まないけど、例えば旧日本軍の事とか、イギリスやフランスの戦車に関する考えなどを知るのは面白かったな。

機甲戦の理論と歴史 (ストラテジー選書)
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[注意]この正誤表は発売当時のものです。最新情報はコンテクチュアズのサイトを確認して下さい!

 @hazuma氏は大変お忙しいようなので作ってみた。ソースはここ

思想地図β vol.1 正誤表
ページ
9頁2行目二〇〇九年二〇一〇年
34頁下段3行目コースハースコールハース
104頁上段18行目ちがまず直面する…本文体裁に変更の上1行詰め
104頁下段18行目のだと思うよ。引用体裁に変更
110頁上段7行目て登場する本文体裁に変更
113頁上段10行目アプローチの違いだちアプローチの違いだと
119頁下段11行目続される本文体裁に変更の上1行詰め
130頁図1ディズニー可ディズニー化
142頁著者名浅子英佳浅子佳英
249頁注13最終行アーヴィング・バーリン(一八八八〜一九八九)251頁注14冒頭へ
258頁カテゴリーパターンサイエンス論考
262頁下段17行目ヴィビデオを通じてヴィデオを通じて
316頁思想地図β Vol.1思想地図β vol.1

 買ってちょっとたっちゃったけど、鈴木謙介氏の『カーニヴァル化する社会』を読み終わった。結構薄い新書なんだけど読み進めるのは大変だった。先日の『希望難民ご一行様』とは違う雰囲気。でも、大事な事が書いてあるように思える。社会、個人、コミュニティ。そういう事を考えるのが最近好きなので楽しい本ではあった。内容は楽しくない。どっちかと言えば悲観的だし。
 この著者は私が今んとこ一番気に入ってるPodcastである「文化系トークラジオ Life」のメインパーソナリティで、トークは軽快。私ともほぼ同世代(一つ年下)。そういう訳で気になっていたのだった。次はちくま新書の本でも飼ってみるかねぇ。

カーニヴァル化する社会 (講談社現代新書)
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希望難民ご一行様 ピースボートと「承認の共同体」幻想 (光文社新書)
希望難民ご一行様 ピースボートと「承認の共同体」幻想 (光文社新書)
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サブカル・ニッポンの新自由主義―既得権批判が若者を追い込む (ちくま新書)
サブカル・ニッポンの新自由主義―既得権批判が若者を追い込む (ちくま新書)
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 これは何度か読み返さねば。やっと読み終えたのだけど、「シンプル」を極める事の大事さ、「ここに何があるのではなく、ここに何が無いかが大事」という考え方が素晴らしい。てんこもりで使い難いよりは「この機能はすごいいいけど、これもあったらなぁ」と思わせるくらいが良い。今後の自分の仕事スタイルの参考にしたい。

小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則 (ハヤカワ新書juice)
小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則 (ハヤカワ新書juice)
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TBSの月一回のラジオ『TBS RADIO 文化系トークラジオ Life』をPodcastで毎回聞いているんだけど、それで紹介されてた古市氏の新書『希望難民ご一行様』を読み終えたので記録代わりにここに。著者は私の10歳年下の人でピースボートにのって世界一周しつつ社会学的に船内の共同体を分析している。文体も軽快だし、面白い。これはいい本を読めた。

希望難民ご一行様 ピースボートと「承認の共同体」幻想 (光文社新書)
希望難民ご一行様 ピースボートと「承認の共同体」幻想 (光文社新書)

 結構前に買ってた『セカイ系とは何か』をやっとこさ読み終えた。面白い。ちょうど私の興味の中心のエヴァ以降の状況についてまとまってる。これを読んでから今度は宇野氏か東氏の本でも読んでみようかな。ていうかヲタ化をすすめてライトのベルに手を出すべきか迷うな。とりあえずいい本だった。なんかファイブスターストーリーズに言及されててニヤッとした。キモイな自分。


セカイ系とは何か ポスト・エヴァのオタク史 (ソフトバンク新書)
セカイ系とは何か ポスト・エヴァのオタク史 (ソフトバンク新書)
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 本屋で積んであった「YomYom(vol13.2009/12号)」で「サクリファイス」の続編的短編が載っていたので購入。とりあえず読んだんだけど、微妙。以下ネタばれかもしれないけど気にせず感想垂れ流し。


 早速人がひとり死んだところから始まる。正直「何でまたこういうネタ引っ張ってくるの?」という不快感が耐え難い。今度はコカインだそうだ。お前はボーネンのコカインによる出場停止とか知っててこれ書くのか?そして死んだ選手についてもページの関係か全然フォローが無いから、なんか唐突に「人ひとり死にましたー、主人公の人も知ってる人でしたー」って感じしか残らんし。マジで読み終わった後自転車レースをdisるのが目的っすか?みたいな。そんな感想。今もイラッとしたまま書いているので書き方が良くないのは自覚しているんだけど、サクリファイスで取り上げたような『刺激的な』ネタが無いと自転車もの書けないってんなら書かないでくれ。作者の人はべつにそんな事考えてないんだろうけど、「自転車競技は彼女に取ってはいい題材ではあるかもしれないけど、自転車が好きって訳じゃないんだろうなー」と思ってしまった。




作者ブログ:むくいぬ屋仮宅
yom yom (ヨムヨム) 2009年 12月号 [雑誌]
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