Doom And Gloom

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カテゴリ: Book

 GWで唯一知的だったと思う。東浩紀氏のこの本は何かに連載していた文芸評論をまとめて文体をいじったりしたものなんだけど、『セカイ系』って何だろうと思う人は読んだら面白いと思う。俺のような普段小説を読まない人間だと理解できない事もあるけれども、「物語」を今の時代に作る事の困難さが何となく分かったのと、今年も1、2冊は小説を読もうと思えたので良い本だった。

 『四年生』『五年生』『げんしけん』の木尾士目が書いてる漫画『Spotted Flower』がついに単行本になったという事で購入。とりあえずこれは帯がずるい。「そんな未来」だもんな。明らかにこれは初代げんしけんのラストから引いている訳で。
 内容はヲタの夫と、妊娠している一般人の妻の日常オムニバスもの。見るからに班目と咲なわけだが、まああれだ。公式二次創作的なやつだな。下ねたっていうか若干エロいが、別に男女問わず平気でしょって感じだし面白く読めますた。薄い割には多分2巻はまた来年なんだろうけど、げんしけんで班目がいい!という人間にはたまりませんね。

 最近ちょっと疲れているのでKindleで深夜にマンガを買って読んだりなんかしてる。今読んでいるのは『僕らはみんな河合荘』。こういうの読んで「はー」ってなってる時点で疲れている訳だけど、律ちゃんかわいいよ律ちゃん。非モテ男子高校生には得られなかった青春がいい。あとKindle版が安いのもいい。



 Facebookにもポストしたネタ。今年読んだ本。

ニートの歩き方』:もうこれを年始から読んでいる時点でその後の方向性が出てた。
文化系トークラジオ Life のやり方』:このLifeというラジオ番組とゲンロン界隈が私の文化系生活を支えている。
僕たちはガンダムのジムである』『自由な働き方をつくる 「食えるノマド」の仕事術』:両方とも常見陽平氏の本。前者はさらっと読めるけどあんまり響かなかった。後者の方がなんか良いかもしれない。それでもLifeでの発言よりはまともな内容。
Webサービスのつくり方』:ゆーすけべー氏の本。こういう本てなかなか無いからね、読み直したりしたいな。
南極点のピアピア動画』:Kindleで読んだんですけど、楽しいSF。前向きでいい感じ。
空飛ぶ広報室 』:ドラマ原作。というより有川浩の本なので読んだ感じ。あいかわらず面白い。ドラマの最終回はいらなかったと思う派。なんかああいうオチは「隙間」が無さ過ぎて苦手。
ニコニコ時給800円』:海猫沢めろん氏の自伝的小説。マジ分けがわからんヤバい感じ。いまゲンロン通信に連載している『ディスクロニアの鳩時計』もかなりヤバい感じだけど別系統ですごい本。広く他人には勧められない。
昭和16年夏の敗戦 』:猪瀬直樹氏の本。開戦時に日米戦争のシミュレーションをしていて、結論は「負ける」と出ていたんだよというお話。それなのに戦争の終わらせ方を考えずに開戦してしまった事については本当に残念な話だなと思う。
全滅脳フューチャー! ! !』:さっきの『ニコニコ〜』と被ってる印象だけど面白かった。そしてこれも広く他人には(ry
僕たちのゲーム史』:さやわか氏の本。「ボタンを押すと反応する」「ゲームと物語」といった切り口からのゲーム語りは新鮮。
虐殺器官』:30代半ばで夭折した伊藤計劃氏のSF長編。結構前に出た本だけど、今年読んだ本の中で一番面白かった本。
ハーモニー』:これも伊藤計劃氏のSF長編。世界観が『虐殺器官』と連なっている感じ。「健康なのはいい事だ」をゆがめるとすごい事になるぞと。超残念な事にこの人はこの本が最後の本になってしまって、結局長編は2冊しか出てない事。本当に残念だ。
ザ・シークレット・フットボーラー』:イギリスの高級紙ガーディアンに連載されていた匿名のプレミアリーグ元選手の手記。オフの過ごし方とかすげーのな。一晩で1000万円使うとか。
ぼくのプレミア・ライフ』:上は選手の本だけどこれはサポーターの本。サッカー好きなら一度はこの本を読むべきじゃないか。狂ってるってこういうことを言うんだなと思う。
隣り合わせの灰と青春』:中学生くらいの頃に読んだ本が電子書籍になってる事を知り購入。RPGの名作『ウィザードリィ』のノベライズ。懐かしく読んだ。
『ヱヴァンゲリヲンのすべて』:最近ゲンロンカフェ店長になった坂上氏が編集した同人誌(?)今年は新劇場版Qが公開されたので関連本。濃い本だった。。。
チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド 思想地図β vol.4-1』:東浩紀氏の『思想地図β』の4-1として観光されたチェルノブイリの今を取材した本。おもろい。思想云々抜きにしてもふつーにガイド本にもなるレベル。
彼女たちの売春(ワリキリ)』:今年は恋愛とか売春とか風俗とかに何故か引かれて数冊買ったわけだけどこれもそう。こういうのを「特殊な例」として隔離するとひどい社会になる。ていうかなりつつあると認識させられる。
マージナル・オペレーション1〜5』:あの『ガンパレード・マーチ』生みの親、芝村裕吏氏の小説。ライトなので全5巻をさくっと。中身はスカスカだけどそんな事気にしてはいけません。主人公がテンプレなやれやれ系だったりするわけだけど、それも気にしてはいけません。
恋愛のアーキテクチャ』:宇野常寛氏と共に最近AKBヲタが極まっている濱野智史氏がなんか書いてるってことで読んでみた。トークイベントの文字起こしがいろいろ載ってる。中ではとりあえず平野啓一郎氏の「分人」て考え方をはじめて知って興味を持ったな。AKBについては結局ことしもなんで宇野氏とか濱野氏とかがあんなにはまっているのか分からん。
性愛空間の文化史』:今年は恋愛や性についての本をいくつか読んだんだけどもこれはその「場」の一つであるラブホテルについての本。統計の数字等も出ててとってもまじめな本。何故日本でこういうラブホテル文化ができたのかに興味がある人はぜひ読んでみてほしい。

 2週間前くらいに読み終わった。『彼女たちの売春(ワリキリ)』の流れで読み始めたが、こっちは純粋にラブホテルの発生過程についての本。面白かった。最後の方に今のラブホについて「セックスをするところ」ではなく「セックスもするところ」になっているとあったけど、この業界もどんどん変容していくんだねぇ。

 なかなか面白かった。ていうか一応ちゃんとケリがついて終わるのは良い。ちょっと主人公のベタなラノベ的鈍感さにおっさんは引くが、まぁそういうものなのでしょう。そのうちこれをガンパレみたいにゲームにしたらとりあえず一本買うんだけどな。
 あ、あとこの人はこれの後はファンタジー感強めのやつを書き始めたみたいね。そっちは買わないけど。

 誕生日にゲットした本シリーズの一冊。濱野智史氏が書いてるって言う事で気になってた本なんだけど、面白かった。対談はまとまりがなかったんだけど、それでもひっかかる部分はあって、例えばセフレについての櫻井氏の話はまとまった文章で読んでみたいなとか、平野啓一郎氏の『分人』という考え方がなんか面白いぞ、とか。
 AKBについてはまあこのくらいの時期(2010年)からLifeでも濱野氏は熱く語ってたのでそのノリが前面に出ててすごい。このノリの行き着いた先が『前田敦子はキリストを超えた』なのかな。アレを読む気は全くしないけど、なんかこの文章の熱さは面白いね。ただし氏が熱く語るほどすげー!とか思わないというか、ねぇよ、というか。
 ただ恋愛というものについてちょっとぼんやり考えるときにやっぱAKBとかアイドルにはまる人の事は外せないだろうから、その点では最新の流行アイドルの仕組みがかいま見れたのは良かった。ただやっぱ説明を読む限りキャバクラ感が拭えないんだが・・・。しかしAKB的なものへはこれ以上調べたりする気がないのでよしとしよう。

というわけで、そのうち平野啓一郎氏の小説でも読んでみましょうかね。あ、この本の中でラブホについて書いている金氏の最新著作は偶然同時に買った『性愛空間の文化史』だったので、次はこれを読む。



 店舗よく進む。なんか独特な文章だなあと思ってあとがき読んだらわざとそういう風にしているらしい。作家さんも大変だね。しかしあれだ、子供が死ぬところとエルフ耳女の人が壊れるくだりが微妙だな。なんか書くならもっとちゃんと書いたら良いんじゃないかな、きっちり。変に流し過ぎじゃね?と思う。別に詳細なグロ描写は不要だろうけどなんか不自然な感じがしたなあ。
 でもそれを入れても面白い。どこかで4巻を手に入れて、11月に出るらしい完結編の5巻をまとう。

 ニートがPMCに就職して中央アジアに飛ばされ、シミュレーションだと思ってたのが実際の作戦指揮だった事を知ってガビーンってなる。ネタバレするとこんな感じ。でもちょっと面白い。しかしだな、ラノベって高いんだな。ハルヒみたいな文庫で500円前後なのかと思ってたら物語シリーズなんか全部2000円近いじゃん?これは確か1000円くらいなんだけど、もちょっと安いと嬉しいんだけどなあ。でも続編は全部買おうと思う。


 今年の誕生日はおりえさんに『本買って!』とおねだりしてみたら許可が出たので、今日ひさーしぶりに新宿新南口にある方の紀伊国屋でがっつり買ってもらってきたった。やっぱさ、10冊も本を一気に買うとか興奮するよね。たまらん。
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 援交という言葉は私が高校生くらいの頃に世間でよく聞いた言葉で、1996年の流行語大賞にもなった。以降若年層の売春については大雑把に「援交」とくくられていたように思う。これが最近はいろいろなスタイルに変化し、その一形態が「ワリキリ」。語源は「割り切り」で、本書によると
お金だけで割り切った、大人の関係。カジュアルな言い回しを装ってはいるが、ようは売春行為(ウリ)のことだ。

ということで、素人売春の一つのパタン。で、この売春を誰がどうやってやってのは本をどうぞ。タイトルから分かるように全く読んでいて読後感が素晴らしいとかにはならない。暗くなる。それと「普段我々が無かった事にしている現実」といったことを考えさせられる。でこれはツイッターでも書いたけど、東日本大震災や福島第一原発の事故と同様の「無かった/無い事にするな」というお話の一つだなと。
 それはそれとして、このような風俗問題が出ると当然のように「規制を強化しろ」だの言う先の見えんガキめ、としか言いようの無い人間が得意げに大声をあげるわけだ。しかしそれをしたところでじゃあ今、この日本で「売春するしか無いんだけど」という人がちゃんと急に働けるようになるのかと。そりゃ規制強化すりゃ街からは「見えなくなる」。見えたら捕まるから当然。でもそれだと結局社会の問題は解決しない。規制した人はせいせいするかもだけど。その難しさは、売春それ自体問題だけれども、売春をするというのが「結果そこにたどり着いてしまう」人たちの問題を抜きにしては語れないのに、そっちを無視して表面を規制した結果そこでやっと社会にしがみついてた人にとどめさす事になるという点にあるのかなと。

最後に長いけど引用(P312-313)。エピローグ直前のページから。多分本書はこれを言いたかったんだなと思う。

 仮に喫茶やサイトのあり方を批判し、取りつぶしを行ったとき、そこでワリキリを行っていた女性たちがどういう結果になるかは容易に想像がつく。

(中略)

 そうして、女性の人権を憂う者であれ、アングラ社会の衰退を願う者であれ、その意図と反する結果が訪れるだろう。蓋を開ければ、風俗企業や警察だけが笑顔を浮かべる、それだけだ。オマケで、わかりやすい成果だけを誇りたい政治家の笑顔もついてくるかもしれない。

(中略)

では、これから僕たちは、どこに向かえばいいのだろう。その答えはすでに出ているはずだ。n個の社会問題の数だけn個の排除の数だけn個の処方箋、n個の排除の数だけn個の包摂を。買春男に彼女たちを抱かせる事を止めたいなら、社会で彼女たちを抱きしめてやれ。そうすれば事態は幾分、マシになる。彼女たちの売春、それは僕たちの問題でもあるのだ。


 正直個別のケースについては「お前馬鹿だろ」と思う点が無くもない。でもそれも含めて私たちは社会の斥力とワリキリの引力の関係を改善させなければならないはずだ。


 思想地図β4-1、『チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド』を一日で読み終えた。わあ!という興奮はないけど、静かに迫るものがある。このβ4-1は「観光する」「取材する」に大きく分かれてるけど、両方とも素晴らしい。それと「観光する」の中にある井出氏のダークツーリズムについての話、あと最後に入っている速水氏のゲームや小説等の中でのチェルノブイリについての話もすごく良い。今この瞬間は「時間」「歴史」「目線」「当事者」そういった単語が頭の中でうねうねしている。しているのだが何かちゃんとまとめてここに書き記しておきたいな。

チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド 思想地図β vol.4-1
チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド 思想地図β vol.4-1 [単行本(ソフトカバー)]


あ、ちなみに上記リンクはamazonだけど、どうも品切れがちらしいので公式通販が楽みたい。通販はこちら=>ゲンロンショップ / チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド 思想地図β vol.4-1

 この本はイングランドプレミアリーグができる前の、アーセナルサポーターが書いた本。もう絶版だけど、amazonのマーケットプレイスなんかだと100円しないで買える。全編にわたってフットボールに魅せられて狂ってしまった人の物語。フットボール好きならぜひ読んでみたらいいんじゃないかな。この本を読み終えて私としては「サポーター」なんて言葉じゃなく「エンスージアスト」、もっと言えば「フットボールパラノイア」という言葉がぴったりではないかと思う。マジで人生のすべてがアーセナルとともに存在するのだ。多分始まって20年を迎えたJリーグにも浦和サポなんかにはこういう人がいるんだろうな、と思うけど本当にすごい。
 あ、あとサッチャー批判とかちょいちょい当時の社会情勢が分かるエピソードなんかが挟まれていて、イギリスの庶民の現代史といった読み方もできるかもしれない。

ぼくのプレミア・ライフ (新潮文庫)
ぼくのプレミア・ライフ (新潮文庫) [文庫]

そして今アマゾンを見たらこれ映画化されてるのか!しかもそがさんが気に入っているコリン・ファース主演とな。気になるな。。。

ぼくのプレミアライフ フィーバーピッチ [DVD]
ぼくのプレミアライフ フィーバーピッチ [DVD] [DVD]

最近小説も出版したらしい批評家の坂上秋成氏の編集した本『ヱヴァンゲリヲンのすべて』をやっとよみおわったわ。新劇場版『Q』に併せて出版された本で、各種批評がてんこ盛り。面白かったんだけど、「エヴァってまだ語れるんだな」半分「もうこれで打ち止めだろうかね」感半分。まあ4作目がでて、それが本当に最後になるならばそれなりに盛り上がるんだろうけどね。

 ところでこの本は世間では「ミニコミ誌」らしい。ま、同人誌だよな。ISBN無いし。たまたま俺が買えたのは高田馬場の芳林堂においてあったから、ということか。以前虚淵監督のインタビュー記事を読みたくて買ったのも早稲田のあゆみブックスだか馬場の芳林堂だったかだしな。

というわけでミサト論とか面白かったです、はい。

 伊藤計劃のSF小説『ハーモニー』を読み終わった。この小説を読むとナチスをまず思い出す。あとジョージ・オーウェルとエヴァとかも。もちろんパクってるとかそういうんじゃなくて。「私」についての物語であり最後は「うわー」って感じだけど、確かにこれは『虐殺器官』とのつながりを感じさせるものだったなあと。ちょっと登場人物の名前が「トァン」とか「ミァハ」とかなじみの無い名前なので最初入りにくかったけど、それを越えたら無問題。面白かったわー。

 あとは「屍者の帝国」なんだけど、評価がいろいろなのとまだ文庫になってないので買って無い。文庫になったら是非読んでみたい。

ハーモニー (ハヤカワ文庫JA)
ハーモニー (ハヤカワ文庫JA) [文庫]

 いやー電子書籍って良いですね!というわけで多分中学生くらいのときに読んだRPGの名作「ウィザードリィ」のノベライズ版『隣り合わせの灰と青春』を、ついにゲット。Amazonでかえないからしょんぼりとしていたのだが、今日ふと「他の電子書籍にあるんじゃね?」と思い探したらあった!
 買ったのは「BCCKS」という電子書籍屋。残念ながら買った本はepubでの提供はなかったがiOSアプリがあったのでそれで読める。しかも紙より安い525円だし。読むのが楽しみだ。

 英高級紙ガーディアンで連載されていた匿名の元選手のこらむの書籍。現代の欧州フットボール業界がわかる。著者はプレミアリーグとチャンピオンシップでプレーしていたみたいで、選手の生活について代理人との関係や移籍について、また恋人や妻について、有名人として世間の好奇の目に晒されざるを得ない生活についてなどが赤裸々に語られている。
 オフシーズンなどの豪遊っぷりはマジで頭おかしい。一晩で 1000万とか頭おかしくなきゃ無理な遊び方をしてたりね。でもそんな派手な描写よりもやっぱり監督との関係やチームメイトとの関係なんかの描写が面白いね。サッカー好きなら読んで損しないと思うよ。
ザ・シークレット・フットボーラー
ザ・シークレット・フットボーラー [単行本(ソフトカバー)]

 結構前に買ってずっと本棚に眠っていた『虐殺器官』を読み終わった。この小説の著者は34歳という若さで亡くなられているんだけど、惜しいね。すげー面白かった。SF、といっても近未来ぐらいな感じで世界中で虐殺を引き起こす男のその手段と目的が読んでて「うわー」って思ってしまう。そして最後にはオチで最高に「うわー」となってしまうのだ。  ネタバレなのかもしれないけど、静かな狂気が世界に死を撒き散らし、また最後には全てが狂っていく流れがたまらん。「世界がアメリカに敵意を向けるなら、敵意を向けそうな国を混乱させてそれどころじゃなくすればいい」というアイディアの元に「虐殺の文法」を広める男。本編でこの「文法」については描写がないのがちょこっと残念だったけど、そんなんかんけいなくすごく引き込まれて一気に読んでしまった。とりあえず今度は『ハーモニー』を買って読もうと思う。 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) [文庫]

 最近読んだ本をちょっとメモ。一冊は『全滅脳フューチャー!!!』で、海猫沢めろん氏の小説。おもしろかったわー。でも内容がエグいというかグロテスクというか、ほんわりしてない。『ニコニコ時給800円』よりきつい感じ。で、もう一冊はさやわか氏の『僕たちのゲーム史』。これおもしろい。富山の日記にも書いたけど「ボタンを押すと反応する」「ゲームと物語」に焦点を当ててそこからゲームの歴史とあわせて書かれてる、テレビゲーム好きなら読んで損しない本だった。

全滅脳フューチャー! ! !  (幻冬舎文庫)
全滅脳フューチャー! ! ! (幻冬舎文庫) [文庫]
僕たちのゲーム史 (星海社新書)
僕たちのゲーム史 (星海社新書) [新書]

 いやー、8年半ぶりの連載再開ですよ。その間に俺は"リブート"を全巻購入し、昨年は"ゴティックメード"も観に行って、すっかり全裸待機状態だった訳です。そして昨日やっとブツを購入して開いてみたとたん「あばばばばばばばば」感がwwwww これはもうね、いろんな勘定飛び越えてもはや草不可避。なにしれっとキャラクタ全員違うMH乗ってるんだよ!ていうかもうMHじゃなくてGTMって呼んでるよ!なんで黒騎士がゼンマイみたいになってんだよ!山菜の煮物食いたくなるだろ!というね、そして、こっちはまぁそうよねって感じだけど年表のアップデート。これは過去に数回あった話だから良いけど、しかし俺の好きな黒騎士返してよ的な超展開。

 一通り読み終えてすばやくTLやまとめサイトを巡回すると、あっちこっちでよく訓練された読者達が「この程度なら全然イケる」と、すばらしい適応を見せているw 結構拒絶反応もあるみたいだけど、永野護自身がそのへん織り込み済みらしいので、突っ走るんだろうなあ。 

 この永遠の厨二病感が永野護のすばらしいところだとおもうので、いいね。なんかこういつでも「こっちの方がかっけーだろ!だから今日からこのデザインな!あ、設定もばっちり考えたわ!」みたいな突っ走り具合に一信者としてはぬるく今後を見守りたい。

 あ、そうそうあの虚淵玄もFSS再開についてツイートしてたので下記に引用。結構好意的だった。



ていうかまあアレだ。ガレージキットの原型師さんはこれから突貫で原型制作ですかね。モデルグラフィクスやホビージャパンを立ち読みする頻度が増えそう。業界が盛り上がるかな、とも思うし、好きでMHのガレキ買ってた人が作者から「ばーか、そんなデザインはもう古いぜ!」と言われたような気になったりしないかなとか思ったり・・・。


※関連サイト
連載再開した「ファイブスター物語」が衝撃的すぎる:萌えオタニュース速報

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