Doom And Gloom

日々の思うところや備忘録代わりのメモをここに。書いている人の事はカテゴリProfileをどうぞ。

カテゴリ: Bike

 ジロを沸かせてくれたCFSグループ・ナヴィガーレのセッラがEPOで陽性だそうで。ふざけんなと。あのヒルクライムに超萌えた俺の感動を返せと。超ショックだ。

ジロ山岳賞セッラが第三世代EPO陽性

 これは買うね。発売は来年らしいからお金貯めなきゃ。別に何がすごいってことも無いんだけどマヴィックの電動変速にちょっとでも憧れちゃった人間としては買わずにはいられない。

新たなるステージへーDURA-ACE エレクトロニック シフティングシステム

 今年のツールが閉幕した。C=サストレが素晴らしい走りでマイヨジョーヌをシャンゼリゼのポディウムまで守り通した。彼の勝利はすごい事だが、自分の中で一番グッと来たのは下のサイトの写真。エヴァンスと彼の奥さまの写真だが、胸中いかばかりかと思う。
 自転車に限らず競技には勝者と敗者がいて、その間にはものすごい溝がある訳だがこの写真をみると思わずグッと来てしまう。ツールに出た選手は3000km以上を3週間に渡って走り抜き、エヴァンスは1分程の差で黄色いマイヨを手にし損ねた。そこにはきっと私の日々過ごす「1分」とは違う濃密な、絶望的な時間が流れているのだろうとおもう。そしてその夫に寄り添う奥さまの表情がまたたまらん。なんか今年のツールに関する写真で一番心に残る写真かもしれない。

*蛇足だが「サンタ・マドンナ・デル・ギザッロ教会」を想ったので。
「サンタ・マドンナ・デル・ギザッロ教会」へ行こう!



 いや、いいステージだった。でも有力選手の集団で最後に離されてしまったのはエヴァンスにとってはかなりの痛手じゃね?今日は休息日らしいけど、まだ全然総合の行方は判らないし、明日からの攻防が楽しみだ。
 ・・・でももっとも心配なのはこの休息日にドーピング関係の新ニュースがでちゃうことだったり。

 気持ちのいい独走だった。ゴール手前10kmほどで緩い下りのコーナーでスパン!っと音がするようなすばらしいダッシュで一気に一人旅。さすがにITTでアルカンシェルを持つだけあったその後ゴールまで一度も後続に追いつかれる事無くゴール。あのタイミングで飛び出す冷静さと勇気はすばらしい。どうも地元がこの日のステージの近くだったらしく、きっとゴール後は格別の思いがあったのではないだろうか。かっこよかった。

・・・というのは昨夜のツール・ド・スイス第7ステージの話。日本とは違っていい天気でサイクリング日和っぽかったな。

 先日シマノが新型のデュラエースを発表した。電動ディレイラーの採用は見送られているが、STIレバーがシフトワイヤ内蔵型になった&ブラケットがスリムになった(写真で見た限り)のが大きい違いか。色がキモイ(特にクランクは目も当てられない)がこのレバーは良いな。アルテグラまで降りてきたら検討かな。





 登りの個人TTだが、ここは2006年は天気が悪くて中止になった場所なので今回楽しみにしてるんだけどやっぱしすごい。29T装着とか、MTB用のコースだろって感じの未舗装区間がでてきてる。意味判らん。そんでその未舗装の20数%の登りをガッツリ登ってくるプロはやっぱエイリアンだな。
 

 今日のゴールスプリントまでの15kmほどはスリリングでよかった。天気のセイで楽者があったようなのが残念だけど、最後のカベンディッシュとベンナーティのゴールラインでハンドルを投げ合う様は感動的。かっこいいな。

 せっかくアスタナが出られるようになったのに今度はペタッキがクスリ関連で
謹慎処分だそうだ。これは持病の喘息薬を規定量以上摂取していたとかそんな理
由らしい。なんだかなぁ。

ペタッキは8月31日までレースに出場できず・ビレカが突如ナゾの退団 - mas.ciclismo小ネタ通信

 プロローグ一週間前になってアスタナが出場を認められた。相変わらずのドタバタだなぁという感じだが、どうもアスタナは拒否理由がクスリ関連じゃなくて、Jリーグで言うところのベストメンバー規定
が関連しているらしいから、ツールに出られない今全力でコンタドールなんかを投入してくるだろう。これでジロがちょいと楽しみだ。

CYCLINGTIME.com : 土壇場の出場権獲得劇、アスタナのジロ出場が正式決定

 今日はおりえさんとおおばさん、おおばさんの同僚Aさん、ゆりかさんの5人で武蔵五日市駅から鋸山林道へサイクリング。朝の天気は雨だったが山の方は何とかなるだろうと期待を込めて電車で移動。願いかなって武蔵五日市駅では曇りでなんとかなって幸せ。

1.駅〜鋸山方面分岐
 駅から神戸岩あたりまではまったりと登っていく片側一車線の道路。だらだらと高度を稼いで行くので先頭を走っているときはペースを15km/h程度に設定。このペースはランドナーで走る時と同じ。なのでおりえさんでも何とかなっていたと思う。

2.神戸岩〜大ダワ
 しょっぱなはおりえさんを待ってペースを確認したりしつつ登ったのだが、最初の登りからキツくてびっくり。こんなだったっけ?ってくらい細い道がまっすぐに伸びていて、自分でプラン立てといて引いた。この道は無いわ。手掘り風味のトンネルとかあるし。しかしそこを抜けて行くとだんだん何とかなる感じがしてくる。道中はガスが濃いものの新緑の木々が目に飛び込んできてとても気持ちが良かった。

 また、この峠道は基本的には日本の良くある坂道なので、当然上を見ると白いガードレールがこの先の苦難をご丁寧に予告してくれる。ここでくじけずに「あそこを登りきっちゃる!」という感じで睨みつけて地道にペダルを踏んでいたらだんだんペースが落ち着いてきた。それでも後半は腰にストレスがかかってきたのでダンシングとシッティングを混ぜつつこなして行ったのだが、そうする事でなんとか登坂終了。この後は憧れの「先頭で峠に着いて最後尾まで下って一緒に登る」を実践。Aさんは結構すぐ後ろにいて(数100m~200m?)、その後ゆりかさんもまぁ近く。残りはおおばさんとおりえさんだが結局1kmちょい下ったところで微妙なテンションで登ってくる二人に合流できた。ふたりはへろへろ〜っとなっていたがそこはもう少しだからガンガレと声をかけつつも登る。

 結局全員峠に着いたのは昼を廻ってしまったけど、なんとか登り切れた。峠は景色も見れない状態だったけど登山中の中高年おじさんおばさんと会話しつつ休憩。

3.大ダワ〜奥多摩湖
 下りは超安全運転。途中ナルシマジャージの数人が登ってきたが、この峠はどうも北側からの方がキツいようだが、すれ違うレーサーは結構なペースで登ってた。奥多摩湖の前にみんな大分空腹になってきて、途中のそば屋の看板に魅かれたものの坂道をさらに登らないとたどり着かないらしく断念して一路奥多摩湖へ。
 あとはもう狭いトンネルにビビりつつ奥多摩湖に駆け込みガッツリ飯を食った。私とおおばさんのカツカレーは普通盛なのにやけに量が多く超お腹いっぱいになった。あんな普通のカツカレーがうまく感じたのは久しぶりで良い感じ。

4.終点
 で、この後は駅まで下ってサクっと輪行だった訳だが、今回は結果的に思ったよりは走れた。登りの最初はきつかったけど、半分過ぎたくらいか、その位からマイペースで登っていけたように思う。ああいう感覚は普段感じられないので久々に気持ちよかった。新兵器のビンディングもクリートのねじを無くしたものの基本的には良い感じ。やはりペダルと接する部分の面積は広い方が疲れないんだろう。SPDより断然安定感があった。

5.次
 次回は5/18に奥武蔵グリーンラインを西から東に走ってみたいな、と。

走行距離 :約40km
獲得標高差:約1000m
この日のルート:ALPSLAB route

 今、自分のLOOKにはノーマルSPDを付けていて、靴はMTB用を利用している。これはツーリングメインな私の自転車スタイルに合わせていたからなのだが、どうもやはり踏面が小さいSPDでは脚にかかるストレスが無視できなかった。そこで今回はほぼ10年ぶりにロード用ビンディングペダルを導入。コスト的にあまり高いのはイクナイので、Keoカーボンのクロモリシャフトモデルにした。これにSIDIの靴を合わせて今後のサイクリングを楽しむ予定。さて、実際乗りに行くのは何時になるやら。

Look

 なんだかしらない人だけど決まったらしい。なんていうか昔あった映画「メッセンジャー」みたいな酷い事にならないように祈るのみです。そしてできれば曽田氏の漫画に共通している切迫感、「こいつはそれをやってないと死んじゃうんじゃないか?」という狂気みたなものをうまく出して欲しい。公開は9月の予定なので、是非映画館にいってみたい。

 ・・・とここまで書いてリンク先一番下の記事を読んで絶望。こういう言葉はあまり良くないがまさに「原作レイプ」下記に引用するが、これならシャカリキである必要なし。関係者は速やかに首をくくりなさい。まじで。

亀ヶ丘高(亀高)に転校してきたテル(遠藤)が自転車で颯爽と坂道を駆け上がる姿を、ポッポ(中村)ら自転車部員が目撃し、無理やり入部させる。インターハイでテルは宿敵、鳳帝高のエース(鈴木)の挑発に乗り、失格に。亀高自転車部も廃部になってしまう…。テルの姉、サユリ役に中越典子、部員の母親役に中井美穂、亀高校長役に柄本明、教頭役に温水洋一、自転車部監督役にネプチューンの原田泰造ら豪華キャストを迎える。




D―BOYSで「シャカリキ」映画化


“シャカリキ”に走る!!主演「D―BOYS」遠藤 漫画「シャカリキ!」映画化


「シャカリキ!」に駆ける!人気自転車マンガがD‐BOYSで映画化

 先日初アマゾン記念で砂田弦氏の自転車本「Giro」を買った。これは90年台から2001年くらいまでの ジロ・デ・イタリアの写真+エッセイが載っているのだが、いい本だった。できれば写真は全部カラーでみたいと思うのだが、それは仕方ないか。私としては一時期好きだったアリオステーアチームのジャージをまたカラーでみたかった。オレンジと黄色のとてもきれいなジャージだったように思う。ちょっと前めの自転車好きなら面白いんじゃないかな。

 故マルコ・パンターニの命日だった。毎年この時期になるとパンターニの死に衝撃を受けながら自転車屋巡りをしていたのを思い出す。私の今の愛車は命日に購入したものなのだ。だから世の中の「チョコレート☆」とか言ってる奴は首括って天国のパンターニに謝れ。今すぐにだ。

 ジロに続きツールもアスタナは出られないらしい。去年の事があるとはいえ、今年のアスタナは運営が元ディスカバリー勢で行われているのだ。しかもコンタドール自身はシロ。それなのに出さないというのはあまりにも身勝手じゃないか?確かにアスタナは個々数年ドーピングネタでやらかしてるけど、でも中身がまるで変わっているのだから寧ろ生まれ変わってますよ、という事を宣伝して欲しいくらい。このままあのチームが出られないのは本当にもったいない。
 で、先ほどCyclingTimeを見たらコンタドールがでたけりゃ別チームから出ろ、というような事をASOの代表が言ったらしいが意味が分からん。そんなんが問題ないのだったらそれこそ監督から選手までほとんど入れ替わったアスタナは問題ないんじゃないのか?

 なんだかいろいろ資金をかせがにゃならんらしい。でももう40歳で復帰しても寂しい結果になりそうでやだなぁ。

CYCLINGTIME.com : チッポリーニが40歳でレースに復帰! ロックレーシングと契約


 プロチーム「チームハイロード」のジャージが黒ベースである事が判明らしい(ソースに写真あり)。これ本当なんだろうか。昔ツールで総合再会の選手には黒いジャージを着せていたっていうけど、そういうのを連想する人もいるんじゃないのかなぁ。

ソース:2008-01-05 - mas.ciclismo小ネタ通信



  この土日はおーばさん、ゆりかさん、おりえさん、俺の4人で小田原駅から箱根旧道、白銀林道経由の真鶴行きを計画、実行してみた。朝9:00に小田原駅を出て国道一号線から箱根の旧道へ。途中左折して今回の目的の林道へアプローチを開始したもののあまりの激坂に全員ぐったり。自分も体調が万全でなかった事もあり途中テンションが保てず押してみたり。さらに途中から白銀林道がちゃんとダートの林道である事が判明し予定より早く海岸線に降りる事にした。それでもみかん畑の中を下ったり、素晴らしい景色を堪能できてよかった。
 その後宿ではかなこさんも合流して飯。最初はなんかちょこっとしかご飯が出てこなくて「こ、これでおわりなの?」と全員しょぼ〜んとした顔をしてブルーな雰囲気になったが、その後刺身の舟盛りとかさご?の素揚げが出てきて超満足。誤解して宿の人マジごめんなさいという感じ。ただ、ここの宿は雰囲気もよかったのだけどどうもハウスダストかなんかがでてるようでおーばさんは激しくアレルギー症状を出していた。俺も結構めがかゆくなってしまったのが残念。
 それにしてもこういった走りをしなくなってしまったのは良くないな。まだ走れる事も確認できたし、もうちょっと走るようにしよう。


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 前作「茄子 アンダルシアの夏」につづく高坂監督作品。今回も短編で舞台は宇都宮のジャパンカップ。全体に重い感じだが萌える。違う燃える。これで5000円なら文句無し。

茄子 スーツケースの渡り鳥

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