下記の記事を読んだ。学力の比較になぜ数学だけを利用するのかわからないが、他国との比較上なのかもしれない。私のいる会社は女性の社員が約半分。システム開発関連ではまあ多いほうかも。2001〜2004年までいた会社は9割男性だった。
さて、その中で性差と年収の比率だけどこの数値はいいし、自分でも特に日本ではその傾向が強いと感じている。私は妻がフリーランスの通訳をやっているが専門職なので性別で金額が変わることはないように見える。けれども世界は専門職だけで成り立つわけではなく、この記事にあるように不当に安い賃金で働かざるを得ない女性が多いという記事の意見には特に異論はない。しかも記事中にある
日本の高学歴マザーのフルタイム就業率は、宗教的な統制の強い中東諸国と同レベルという現実もある
なんてもう恥以外の何物でもないと思う。しかし実際問題日本では、相変わらず「伝統的な家庭」みたいな『それ伝統とか言ってるけど、実は戦後の数十年だけの話じゃないの?』といいたい家庭観が大勢を占めていると思われる。なので、もし「共働きしないと生活できないからではなく、私も妻も働きたいので子供を保育園に入れてます」とか言おうものなら、子供がかわいそうだだのなんだの「あ、はい。」みたいなことを特に年配の人から言われそう。「そう」と書いたのは言われたら面倒だからそんなことは話さないからだ。面倒ごと嫌い。
などということをつらつらと考えた。