以下はFacebookに書いたエントリ。当たり前の話なんだけど、自分の立場が変われば世界の見え方も変わるという話。子供ができてそういういことを実感を伴って理解できるのはありがたいことだ。


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 最近子供を連れて電車に乗ったりするのですが、自分の状況が変化すると街を歩くときの視点も変わるものですね。駅でエスカレーターや階段があったら、今までは「運動不足だから階段でいきますかね・・・」などと考えつつペタペタ階段を歩いていたのですが、ベビーカーを使っていると「エレベーターはどこだー」となったり。
 先日も用事があって行った表参道で妻と歩いていたら疲れてきたので「どっかカフェ入るベー」とカフェ探しをしました。もちろん表参道などというオサレ空間には各種素敵カフェが田舎者から搾取するべく店を構えているのですが、ベビーカーを押していると、店の入り口にある2、3段の階段で「ここはやめとくか」てなってパスしたり、子供がぐずりだした時の事を考え外席のあるカフェを探したり。自分のお店選びの基準が変わっていることに気づいたのでした。
 この感覚が結構面白くて、日常に子供、ベビーカーという”異物”が挟まることで今までと同じ場所、同じ風景が違った見え方であらわれてくるんですね。これは坂口恭平が「独立国家のつくりかた」で書いた"レイヤー"というものなのかもしれません。

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坂口恭平氏の本は以下。