自分はRSSリーダで各種ニュースを拾っているオールドタイプなんだが、フィード内広告に政府のPR記事が挟まっていることがよくある。最近だと衆議院選挙の日程とか。でもたまにきになるPR記事が挟まっていて気になるのだ。


**** 以下は基本的に難癖 ****


 気になる記事っていうのはフィードのタイトルが「PR: 女性に対する暴力は許さない!-政府広報」という記事。これはDVに関する相談窓口の紹介で、記事のURL「http://www.gov-online.go.jp/useful/article/201411/1.html」をみると恋人や配偶者なんかからDV受けてませんか?相談窓口ありますよ?という話で真っ当なコンテンツだ。これ自体は至極真っ当で有意義だと思うので担当の方には是非頑張っていただきたいのだが、この相談窓口の対象が「恋人や配偶者から暴力を受けている人」なのだからフィードのタイトルが「PR: 女性に対する暴力は許さない!」はおかしくないですかと。女性に暴力される男性もいるだろと。というか同性愛者はどうするんですかと。そりゃね、相談して「お前同性愛カップルだから」って門前払いしたりはしないと思う。いやしそうか。まあいいん、で、でもですよ、たとえ実際は同性愛だろうが妻からの暴力に悩んでいる人も受け入れようが、こういうタイトルをつけるということの背景に、妻に暴力を振るわれる夫や性的マイノリティへの無理解があるんじゃないのかと。それが嫌なのだ。いないことにするなと。

 とまあ普通に批判的に書いているが、実際これは難癖なのだ。理由は明確で、リンク先のページを読むと分かるが、この記事は内閣府が今年4月に公開した「男女間の暴力に関する調査報告書」を基にした広報だから。この調査の対象は結婚したことのある女性が対象になる調査なのだ。なのでこの調査報告を見て相談してね、という場合にはフィードのタイトルは正しいのかもしれない。でも該当ページのtitleタグ見ると『パートナーや恋人からの暴力に悩んでいませんか。一人で悩まずお近くの相談窓口に相談を。:政府広報オンライン』で 女性 という言葉は入っていない。

 そして一方で「この調査自体がダメだろ」という気がふつふつと沸き立つわけでね。沸き立つポイントはもちろん上記の「男性は?」「同性愛は?」という点。調査に事実婚の女性も対象に入れているのになぜ男性とか同性愛入れないのかと。ジェンダーの問題はいろいろあるけれども現状を調査しようと思ったら同性婚や妻からのDVも把握しないとだめじゃん。なかったことにしているように見えて良くないじゃん、ていう。

 そんでこういうのは女性のためにもならないと思うんだよね。アホなにちゃん脳な子とか田母神っぽい頭した人が「女性に暴力を振るわれる男性もいる!逆差別だ!」とかね、言い出したら面倒じゃないですか。だからそういう面も含めてちゃんとしてほしいなあと思う。

 で、最後に再度書いとくけどこのコンテンツ自体は至極真っ当だと思います。困っている人は是非相談したらいいと思う。


パートナーや恋人からの暴力に悩んでいませんか。一人で悩まずお近くの相談窓口に相談を。:政府広報オンライン