2004年のバレンタインデーに、当時すごく好きだった自転車選手が亡くなった。マルコ・パンターニ。あの当時ツール・ド・フランスを見ていた人間なら誰もが憧れるすばらしいクライマーだった。あの繊細な表情とレース中の鬼気迫る感じがすごく好きだった。「TT?バカ、俺は登りで差をつけるからいいんだ!」ていう感じがね、すごく良かった。

 最後死に至るまでの数年の経緯はウィキペディアでも見ると良いと思うけど、残念すぎる。そして今でもパンターニがまるでイエスのように両手を広げてゴールする姿が忘れられない。