この本はイングランドプレミアリーグができる前の、アーセナルサポーターが書いた本。もう絶版だけど、amazonのマーケットプレイスなんかだと100円しないで買える。全編にわたってフットボールに魅せられて狂ってしまった人の物語。フットボール好きならぜひ読んでみたらいいんじゃないかな。この本を読み終えて私としては「サポーター」なんて言葉じゃなく「エンスージアスト」、もっと言えば「フットボールパラノイア」という言葉がぴったりではないかと思う。マジで人生のすべてがアーセナルとともに存在するのだ。多分始まって20年を迎えたJリーグにも浦和サポなんかにはこういう人がいるんだろうな、と思うけど本当にすごい。
 あ、あとサッチャー批判とかちょいちょい当時の社会情勢が分かるエピソードなんかが挟まれていて、イギリスの庶民の現代史といった読み方もできるかもしれない。

ぼくのプレミア・ライフ (新潮文庫)
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そして今アマゾンを見たらこれ映画化されてるのか!しかもそがさんが気に入っているコリン・ファース主演とな。気になるな。。。

ぼくのプレミアライフ フィーバーピッチ [DVD]
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