朝は微妙に出遅れたのだが、9:30頃には宿を出て、旧坂を旧道との分岐まで下る。分岐にあるゲートの脇を抜けていよいよ旧道へ。ガスが出てて気温も低めでまあ走りやすいっちゃ走りやすかった。それに最初は道路脇の木が遠慮なく道にはみ出てるので「おお、古い道だなぁ」位の印象だった。結局旧峠までの2,3kmは標高差100m弱でまあ普通にクリア。ほぼ全部乗れたし。多分送電線のメンテナンスでこの道はまだ使われているんだと思う。で、河野一郎の石碑を眺めつつ下りにかかったら、もうね「えぇ〜、、、」って感じで荒れ放題。路肩は崩れてるとかガードレール無しだし、一カ所は道路が半分崩れてて隅っこを自転車押してクリアしなきゃなんないほど。基本峠からの数キロは押して歩いた。久しぶりにおっかない思いをした。でも車が全然全くこない道って静かだよね。この旧道約10kmは全然全く車なんかこないし、というか人間は俺とおりえさんだけという状態だったから静かだったー。変な鳴き声の鳥の声を聞いたり、野うさぎの後ろ姿を見つつ、なんとか現在の国道との合流まで下れた。このコースを行きたい人は西側からはすすめない。国道の分岐から峠まで標高差は500mないけど、あの道の悪さで登るのはちょっときついんじゃないかな。

峠の石碑
峠の周辺の道路状態
西にちょっと下ったところ。

ドヤ顔二人。

　そんな冒険要素満載な旧道から田沢湖まではこれまた東北！ってな感じがする道をさくさくっと走り抜けて田沢湖へ。大学三年生の夏以来、17年ぶりに田沢湖に来た。きれいだったー。本当にきれい。天気がよかったからよけい湖の美しさが映えていたと思う。今回これが見られたのは本当に良かったな。感慨深い時間だった。


田んぼきれい。

田沢湖


　ここで湖畔の食堂で稲庭うどんと山菜を食べて燃料補給。んまかったっす。



　燃料補給後は昔泊まったキャンプ場をチラと見学しつつ、たつこ像方面へ。緑のトンネルの中を、途中急な坂もあったけど結構順調にこなしてたつこ像へ。うん、変わらない観光地感。ていうか本と分け分かんないんだよね、あれ。像の説明が全然説明になってないし。まあそんな事よりビールだ。二人で一本の田沢湖ビールを分け合い(飲み過ぎはヤバいからなー)、残り20kmほどをバビューンと走る。

たつ子ｪ...
田沢湖ビールののぼり
これが田沢湖ビールだ！
んぐんぐんぐ。

　湖から角館までも基本下りだったんだけど結構向かい風でおりえさんがしんどい感じになってた。車が後ろから結構来るので俺が後ろを走ってたんだけど、最後は前に出てこの日も16時台で無事角館駅へ。これで今回のサイクリングは実質終わり！おつ！あとはお酒飲んで翌日は観光して帰るぜ！

ゴール。

というわけで飲みは次のエントリで。