今回の東北ツアーのメインは「レンタカーで気仙沼から南に走る」こと。なので朝は若干眠いがタクシーでトヨタレンタカーに行って、そこから南下。という話なのだが、我々の泊まった宿側ではない方、気仙沼市場のあたりはもう何も無かった。閖上と一緒。でもちょっと内側に入ると街道沿いはスーパーとかファストフード屋が通常通りに営業していた(そう見えた)。ほんの少しの地形野問題なのだろうけれども、そこにはきっちり差がある事を実感する。

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 で、車(トヨタのヴィッツ。超使えない車だった)を借りていざ海沿いをドライブ。といっても本当に見てて楽しくなるものではなかった。集落に行くと家が無くなっていて堤防を修復したり、いくつかの家屋は再建している。で、そこをすぎて坂を上ると途中に「ここまで津波が来た」看板。それをすぎてまた次の集落へ向かうとまた家が無くなっていて...。これが続く。途中には仮設住宅の入り口をいくつか見たし、道路沿いに立っている仮設住宅自体も見た。また仮設なのは住宅だけではなくて仮設店舗で商店が再開していたり、コンビニが開店していたのを横目に移動。いったいどのくらいの被害だったのか考えるだけでも暗くなる。途中南三陸町や女川などを通っても、がれきが片付けられて開けてしまった平野部がとても痛い光景だった。この光景は石巻で高速に乗るまで約100kmほど続いていて、本当にその喪失に気が遠くなる思いだったが、唯一、女川に行ったときだけは港にある再開発計画の図を見て「あ、それでも次の動きがちゃんと始まっている場所もあるんだな」という気になれた。もちろん計画がどのように進んでいくのか、一度町外に出てしまった元町民が戻って来れるのかなどの課題はあるだろうけれども、それを行っては始まらないので、今はこの始まった計画が進んでいく事を祈りたい。

 それと、堤防って結構ぶっ壊れるのね。マジで見かけた港すべてで堤防が壊れてた印象。もちろん粉々になる訳ではなくて一部が壊れていたんだけど、ぶっ壊れまくり。自然の力すごすぎるわ。

 最後、去年も行った名取の閖上はがれき処理施設がショベルカー数台とともに稼働していた。周りは相変わらず何も無いが去年と違うところが2点。まずは閖上湊神社が復活していた。小さなお社が設置されていた。それに伴って階段にはReady forで集めた資金で手すりも設置され、信仰というか街のよりどころとしての機能を果たせるような感じになっていた。これは素晴らしいことだなと。

 もう一つ。昨年から一年経つと草が生えていたりする場所が増えてるんだけど、所々に誰かが植えたのか花が咲いていた。チューリップとかそういう普通の花。あれもいいね。本当に。いくつか写真とったけど、とてもよい事だと思った。ただ、ここは女川とは違いいろいろ再建策でもめているようでぱっと見は何も進んでいなかった。農作物の除塩作業なんかはしてたみたいだけどね。ここでも改めて今回の震災からの復興がいかに難しいかを考えた。一部では家をまた建ててたりするんだけど全体としてどうするのかっていうのがね。それはこれからも見守っていきたい。

以下写真

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