昨年末くらいに買っていた「一般意志2.0」をようやっと読了。いや、面白い本だった。私はコンテクチュアズ友の会の会員だけど、東氏の著作は「思想地図β」でしか読んでいないくらいな人なので、今作がほぼ始めて。最近社会とか社会制度、ソーシャルデザイン?に興味のある私には面白い。しかもテクノロジーを政治に実践していく、ってな話だし。参加する勇気がないのだがwコンテクチュアズの方でやってる実装プロジェクトにも貢献したいなとか。中身的には、私もいわゆる『熟議』が意味を喪ってるんじゃね?という気がしているので結構ですよねー、って感じる。そして今の社会についての記述を読んで、『思想地図βvol2』の巻頭言「僕たちはバラバラになってしまった」について、少し理解を深められたんじゃないかなと思う。本書はきっと複雑化する社会。限られる選択肢、合致しない組み合わせ。それへの回答の一つで、ただし冒頭で「筆者はこれから夢を語ろうと思う」と宣言している通り、これはまだ夢の話かもしれない。
一方、後半には例えばニコ生のようなものを例に挙げながら「一般意志2.0」の社会への実装方法について語られているが、これは実際やるとなると大変遠大な気がしてきて、読んでいてくらくらする。でも読み終えたあとは正直「なんかしたい」と思ってしまうくらいの印象はあった。実際コンテクチュアズの方では一部実装例として「いるか(http://willca.contectures.jp/connect.php)」というサービスができてたりする。今すぐに全てに取りかかるのではなく、できる部分から変えていくのも(グラウンドデザインがちゃんとあるならば)悪くないのかもしれない。
あ、あと私は直接民主制が嫌い。正確に言うと、制度そのものではなく、今の政治がいやだから直接選ばせろという人が嫌い。反省が全く足りない人なんじゃないかと思っている。なので最近の「橋本大阪市長がトップなら云々」とか言う人は寝ぼけてるか馬鹿だと思ってるのだが、民意の反映の仕方として一般意志というものをベースに考えるのは、いままでの間接民主制と直接民主制の間(でも基本的には間接民主制)でおもしろいなと思った。
繰り返して書いておくが、橋本市長云々は彼の政策の善し悪しで言ってるんではなく、「橋本氏が国政に来てくれれば日本はよくなる!」とか言ってる人が、馬鹿なんじゃねーの?という意味だ。で、なんで馬鹿なんじゃね?と思うかっていうと、結局それって「面倒なことをなんかやってくれそうな人に丸投げして、自分は負担を拒否しておいしいとこだけくれ」という態度にしか見えないから。だから例えば今適当に「橋本氏ラブ☆」てなってるひとは、将来彼が首相なり何なりになって、高負担を強いる政策を打ち出してきたときにすぐに「裏切られた!」とかばか騒ぎする方に行くんじゃないかな、とか思っている。
そういうわけで、現状に文句しか出てこない人は憲法を、第12条の
第十二条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。
を熟読したら良いのではないかなあ。「国民の不断の努力」というのは味わい深い言葉だと思う。
一方、後半には例えばニコ生のようなものを例に挙げながら「一般意志2.0」の社会への実装方法について語られているが、これは実際やるとなると大変遠大な気がしてきて、読んでいてくらくらする。でも読み終えたあとは正直「なんかしたい」と思ってしまうくらいの印象はあった。実際コンテクチュアズの方では一部実装例として「いるか(http://willca.contectures.jp/connect.php)」というサービスができてたりする。今すぐに全てに取りかかるのではなく、できる部分から変えていくのも(グラウンドデザインがちゃんとあるならば)悪くないのかもしれない。
あ、あと私は直接民主制が嫌い。正確に言うと、制度そのものではなく、今の政治がいやだから直接選ばせろという人が嫌い。反省が全く足りない人なんじゃないかと思っている。なので最近の「橋本大阪市長がトップなら云々」とか言う人は寝ぼけてるか馬鹿だと思ってるのだが、民意の反映の仕方として一般意志というものをベースに考えるのは、いままでの間接民主制と直接民主制の間(でも基本的には間接民主制)でおもしろいなと思った。
繰り返して書いておくが、橋本市長云々は彼の政策の善し悪しで言ってるんではなく、「橋本氏が国政に来てくれれば日本はよくなる!」とか言ってる人が、馬鹿なんじゃねーの?という意味だ。で、なんで馬鹿なんじゃね?と思うかっていうと、結局それって「面倒なことをなんかやってくれそうな人に丸投げして、自分は負担を拒否しておいしいとこだけくれ」という態度にしか見えないから。だから例えば今適当に「橋本氏ラブ☆」てなってるひとは、将来彼が首相なり何なりになって、高負担を強いる政策を打ち出してきたときにすぐに「裏切られた!」とかばか騒ぎする方に行くんじゃないかな、とか思っている。
そういうわけで、現状に文句しか出てこない人は憲法を、第12条の
第十二条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。
を熟読したら良いのではないかなあ。「国民の不断の努力」というのは味わい深い言葉だと思う。