三日目。今日も快調にいい天気。今日はホテルの朝食をかるーくで済ませて、出発。バスで「にゃーにゃーにゃーにゃー♪」の聖地に行くのだ。ここはおりえさんがいくのだ!と宣言していたところなのではずせない。ところで今日はバスに乗ってみた。二階建てのやつね。なんか視点が上がるから見晴らしよくて面白い。ていうかホテルのそばの地下鉄駅が封鎖されてた。工事らしい。駅封鎖ってあんた・・・。

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で、最寄のバス停で降りてからはベイカー街のシャーロックホームズミュージアムまで徒歩。いい天気だけど湿度が低いので気持ち良い。と、ちょいちょいあるくと左側に発見!結構小さいアパート?で3階か四階建ての建物。入り口で入場料的なものを支払い、中へ。中にはゆかりのグッズやら名場面?を再現した蝋人形やらが会って面白い。ていうかですね、狭い。イギリス人は日本の住環境に文句言うべきじゃないんじゃないか。ま、昔の建物だからかもだけど。下の写真達は中とか近辺で撮った写真。
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殺人現場が再現されてたり俺の後ろにホームズがいたりとか、おりえさんがノートに記帳してたりとか。そんな感じで、結構しっかり見学してみた訳なんだけど、ホームズ知らない私はひたすら「ほほ〜」って感じ。おりえさんはもうちょっと「ぐふっ」ってなってた。

で、このミュージアムを出たら向かい側に会ったロックなグッズ屋さんを覗きつつ、メリルボーン駅へ。この駅のすぐそばには蝋人形で有名なマダム・タッソー館ガあるのだが、キモイから入らなかった。週末だっただけに結構混んでたなぁ。さて、ここでイングリッシュブレックファストを昼飯代わりに食べた!今回一度は食おうと言っていたヤツだ。丁度メリルボーン駅の交差点のとこのパブでやってたんで食ってみたがボリュームも会って結構旨い。なんていうの?イギリスに来たのにこの時点でまずいものが一つもないというのはどうなのか。俺が気にしない人種なだけなんだろうか。そんでまぁ飯食うのに飲み物無いのは良くないよね、ということでギネスのハーフパイント。もうね、飲みまくりな方向で。旨いんだもん。
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お店の人を眺めながらご飯を終えた後、地下鉄駅に着いたら実は構内の壁のタイルがまたホームズ柄だったりしておりえさん大喜び(上の方の写真)。すげーな、マニアめ・・・。そんで今日はあとは大英博物館行こうぜ、となりLet's go to British Museum。ここは一日では見切れないのは判っているので、おれはとりあえず「ロゼッタストーン見られればOK」ということと、おりえさんもなんだっけ?ギリシャ時代辺りの展示がみたいとのことで、そこだけ行こうとなった。
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しっかしこの博物館はすごい。入場無料でこんなきれいに整備されているなんて感動もの。もう建物全体から「俺らの栄光の時代にパクってきたものを皆で見ようぜ!」って感じが全開。だもんだから近年はギリシャとかから「返せよ、その展示物。勝手に持ってってんじゃねーか!返せバカ!」とか言われているらしい。でも大英博物館側も「いやいや、お前みたいな田舎国家じゃちゃんとした展示できる乾かんねーし、だいたい見られないじゃん田舎過ぎてwだからロンドンというすヴぁらしい街で大事に保管してやってんだよ!」というような反撃パンフレットをおいてたりするのだ。すげーなジョンブル。ま、そういうわけでイギリス史の博物館ではなくて、「大英帝国すげー!」博物館だった。
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そういうわけでまずロゼッタストーンの本物を拝む。同じ内容が三つの言語で書いてあるこの石碑を生で見られて大変満足だ。その後はエジプト!って感じのもの達をいろいろ見学。で、中にはミイラも何体も展示されていた訳だが、それは指す実に写真を撮る気にならなかったので棺だけちょっと取ってみたり。ギリシャのコーナーでは神殿の一部をごっそり持ってきて再現してたりなんかすごい。

そうそう、この博物館は6ポンド?くらい払うと日本語対応の音声ガイドを貸してくれる。でも借りる時にパスポートを預けなきゃならんのがじゃっかん怖かった。んでも博物館好きならココはたまらんのだろうな。多分じっくり見るには3日とか必要なんだろうなー。

そんな場所を俺らは見るものを決めて2,3時間でみた。もうなんか疲れたさ。広くて。で、中のカフェでアフタヌーンティしようかと思ったんだけどやめて、博物館のまえの通りのパブでビールを飲む。また。こんな感じで↓
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ここでのんだのはSPITFIREの生。以前新宿歌舞伎町入り口にあるSt.Jamesで便のを飲んでそいつをツイッターのアイコンにしていたのだが、ここでついに生!うめー。まじうめー。で、ここでワンパイントをだらだら飲んで、晩飯の問題についておりえさんと協議。結果、牡蠣を食いに行くことに。海外で、疲れてるのに生牡蠣食うとか俺らどんだけチャレンジャーだよ!と思いつつも、事前におりえさんがチェックしててくれたお店へ向かうことに。ただ、まだ時間が早いので「んではちょっと街歩きだ!」とさらに歩く。ここで地図を見るとサヴィル・ロウが近いということを知り。早速行ってみる。サヴィル・ロウを知らない人はググれ。背広、という単語の語源になったと言われるくらいのスーツの聖地?な通り。そこでさらについにあの「ヘンリ−・プール」を見っけた!ここは超高級紳士服屋で、窓からのぞいたら皇室からの感謝状が壁に貼付けてあるくらい。ていうかナポレオン3世の御用達とか、もう訳が分からん。創業は1806年。大正天皇から皇室御用達を受けている。あとあの白州次郎もココで作った服を来ていたとか。ちなみにさっき日本語版のヘンリープールのサイト見たら、"中心価格帯"が30万だそうで。おおぅ。。。


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とまぁそういうものを眺めたり、ギャラリーで何故かB-29の機種を使った展示をしてたので見学してみたりした。そのあとはリージェント・ストリートを跨いでちょい裏のワーウィック・ストリートへ。目当ての店近辺のアウトドアショップとか、みょうちくりんな日本語が書かれた服を売る店(いちおうオサレげな店だた)を覗きつつ、移動。

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そんでついに到着したお店はオサレだけどカジュアルな感じで良い。早速牡蠣を注文し。最初はスパークリングワインで乾杯。いやーこれも普通に旨い。美味。他にもエビのカクテルや白身魚のムニエルをいただく。どれも旨くて「やべ、イギリス美食の国じゃね?」って感じなわけだ。しかしこのお店最大の思い出は実は料理ではなくウェイターの兄ちゃん。俺らが次の酒や料理を頼もうとしてた時、おりえさんが「これどう?料理に合う?」とか聞くと「It's lovely!」というようなことを言うのだ。この「Lovely」の口調にやられてしまい、危うく笑うところだった。でも英語(米語ではなく)だと、「いいよ!」みたいなときにprettyは使うんだね。すまん兄ちゃん、でも忘れられない。
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このお店を出た後はまた街を徘徊し、最後はレストランでコーヒーを飲んで宿に戻るなど。おりえさんはケーキも食ってたけど俺はコーヒーのみで。うん、今日も良く歩いた。
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