買ってちょっとたっちゃったけど、鈴木謙介氏の『カーニヴァル化する社会』を読み終わった。結構薄い新書なんだけど読み進めるのは大変だった。先日の『希望難民ご一行様』とは違う雰囲気。でも、大事な事が書いてあるように思える。社会、個人、コミュニティ。そういう事を考えるのが最近好きなので楽しい本ではあった。内容は楽しくない。どっちかと言えば悲観的だし。
 この著者は私が今んとこ一番気に入ってるPodcastである「文化系トークラジオ Life」のメインパーソナリティで、トークは軽快。私ともほぼ同世代(一つ年下)。そういう訳で気になっていたのだった。次はちくま新書の本でも飼ってみるかねぇ。

カーニヴァル化する社会 (講談社現代新書)
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希望難民ご一行様 ピースボートと「承認の共同体」幻想 (光文社新書)
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サブカル・ニッポンの新自由主義―既得権批判が若者を追い込む (ちくま新書)
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